りさお姉さん・よしお兄さんの挨拶に続き、新・体操のお兄さん・お姉さんの紹介が行われた。
緊張気味のまことお兄さん
「皆様はじめまして。第12代体操のお兄さんになりました、福尾誠と申します。どうぞよろしくお願い致します。本日はお忙しい中お集まりいただき本当にありがとうございます。」
「現在の心境と致しまして、歴史ある『おかあさんといっしょ』という番組の体操のお兄さんという大役を務めさせていただけることに大変嬉しく思っております。また、体操のお兄さんになることは長年の夢でもありましたので、今こうしてこの場で皆様にご報告できていることが夢のように感じます。」
「私はこれまでに、体操競技に携わることをしてきました。体操競技は小学生の時に出会いまして、選手として16年、指導者として5年携わりました。体操競技を通じて、多くの人と出会い多くのことを学び、現在の私が形成されたと感じております。そして、体操競技を通じて得た経験をいかして、全国のお友達に体を動かす楽しさや、笑顔を沢山お届けできるようにがんばりたいと思っております。」
「よしひさお兄さんを始め、歴代の体操のお兄さんが作り上げた歴史や功績から多くを学び、まことお兄さんとしてこれから新たな歴史のページを少しでも多く増やすことができたらなと感じております。そして、『おかあさんといっしょ』という番組がこれまでのようにこれからも愛され続けるよう私も元気いっぱいお届けできるよう頑張りたいと思います。」
「最後に、お集まりいただきました皆様。そして全国の皆様に挨拶の言葉をお伝えし、私の抱負とさせていただきたいと思います。皆様どうぞよろしくお願い致します。」
スピーチの途中で言葉がつまり「緊張しますね! 待っているときは大丈夫だったんですけど、ここに座ってみると、とても緊張することがわかりました。」と場を和ます姿もみられた。
―楽しみにしていることは?
「全国の子どもたちと一緒に遊ぶことができるということがまず第一に楽しみにしております。」
―憧れのお兄さん・お姉さんは?
「私が子どもの頃はひろみちお兄さんが体操のお兄さんをやっていましたが、影響されたというのはやはりよしお兄さんのブンバ・ボーン!が今の私にとっては憧れだなと感じております。」
―博士課程の研究内容は?
「博士課程で研究してきたものは、体操競技についてのことなのですが、体操競技選手の脳の中を調べさせていただいまして、脳の灰白質の体積を調べさせていただきました。」
※記録が残っている天野勝弘さん以降は、博士号を持つ体操のお兄さんはいない。(卒業後を取得したお兄さんは存在する。)