2.朝食を抜かない

人間の身体は、寝ている間に内臓のメンテナンスをしますので、夕食後9時間以上も絶食が続いていることになります。その状態で朝食を抜くと、12時間以上絶食状態が続くことになります。

これでは、朝からエネルギー不足のまま活動することになり、胃は空腹状態にありますので、ランチのときには、胃が空腹を満たそうと一気に栄養分を吸収します。その結果太りやすくなってしまうのです。

朝にどんなに食欲がないときは、少量でもかまいませんので朝食をとりましょう。その方が太りませんし、胃腸の働きが活発だということは、代謝アップにつながりますので、ダイエット効果も期待できます。

さらに、胃腸の働きは脳に朝を伝え、体内時計もリセットしてくれますので、朝から脳がすっきりして睡眠不足改善にもつながりますよ。

3.間食をやめる

しっかり3食、栄養バランスのとれた食事をしていれば、間食は不要です。暑い夏に喉を潤すために、アイスクリームやかき氷、冷たいジュース、夜のお付き合いのアルコール等々、冷たいものは胃腸を冷やし内臓の働きを不活発にし、基礎代謝を低下させますので、ダイエットをしようにも太る体質になってしまいます。

このような夏の暑さを紛らす間食を抜いただけでもダイエット効果は案外現れるものです。それに、間食を抜いてご飯を3食しっかり食べたほうが夏を乗り切る体力には効果的です。

4.十分な睡眠をとる

人間の身体は睡眠中にメンテナンスが行われます。そして、“良質な睡眠”をとっていれば、1日の疲れがとれ、内臓機能が活発に働くので、基礎代謝が良くなってダイエットにもつながるのです。

内臓機能が活発に働いていれば、運動で消費されるカロリーよりも内臓機能を動かす(基礎代謝)方が多くのカロリーが消費されるのです。それに、良質な睡眠は健康だけでなく美容にも効果が高いんですよ。

(詳しくは記事『睡眠時間は「5時間」でOK! 美容も健康もバッチリ“良質な睡眠”のコツ』参照)

また、暑い夏は寝汗をかかないようにとクーラーや扇風機で部屋を涼しくして寝る人も多いかもしれませんが、快適すぎる部屋は眠りを浅くしてしまうのをご存知ですか?

他人の身体は良質な睡眠のために寝汗が欠かせないのです。汗が蒸発することによって体温を下げ、人間の身体は深い眠りへと落ちていきます。汗もかかないような涼しい部屋で眠るということは、熟睡できていないということになるのです。

だから、クーラーや扇風機が切れるようにタイマーセットすることをお勧めします。