自己管理

自分のことを知ったら、次に大切なのが管理すること。自分のことを知っただけではダメで、きれいな人は上手に管理しています。

「にきびができるから、夜中のお寿司はいいけど、ラーメンはダメ」とか「ビールは、このくらいの量なら、飲んでもむくまないから大丈夫」「ワインは3杯飲むと翌日は二日酔い。お肌もカサカサになるから控え目に」など、自分のカラダを理解して、上手に管理しています。

ホステスさんは、12時にお店が終わってから、アフターといって、お客様と食事やカラオケに行ったり「BARで一杯飲んでから帰ろう」などと誘われることがあります。焼肉やラーメンなどの、ハイカロリーなものを食べたいと、お客様からリクエストされることもありますし、カラオケのお供に、生ビールとフライドポテトやピザを勧められることもあります。

でもそこは、きれいを保つ銀座の女性。夜中の焼肉に誘われたら、お客様や20代の若いホステスさんにお肉をすすめて、自分は食べてるフリをしてセーブ。自分の“きれい”を保つために、後輩ホステスに食べさせる……。徹底して管理しています。

いい!と聞いたものを試して、“きれい”を追求

きれいでいるための方法は、世の中に無数にありますが、何が自分に合っているのかは、試してみないとわからないものです。例えば、女性誌を読んで美肌情報を得ても、自分自身でやってみないと結果はわかりませんよね。

私は、グリーンスムージーによる美肌効果を期待して、朝食にスムージーを飲む生活を数日続けましたが、便秘になってしまい、合わないのだと断念した経験があります。実際にやってみないと、わからないものですね。

先日、サプリメント情報にも詳しい、薬局を経営しているお客様が、アラサー、アラフォーのホステスさんたちに「最近は、豚プラセンタじゃなくて、馬プラセンタがいいらしい」と話していました。それを聞いていた女性のひとりは、聞いたその場で馬プラセンタサプリをネットで購入。「いい!」と聞いたら、まず試してみる。実に行動が早いですね。

「だって、ホステスの顔がシワくちゃじゃダメでしょ」と言う彼女の肌は、昼夜働き詰めでも、プリっとハリがあって、とってもきれい。まずは試してみて、合うか合わないかは、自分自身で見極めるわけですね。人から「いいらしいよ」と聞いて、試すか、試さないかで、少しずつ、きれいの差がついていくのかもしれません。

自分のカラダを知って、管理し、きれいでいるためいろいろと試す。とてもシンプルなことですが、継続するのが難しいんですよね。きれいは人は、シンプルなことを習慣化できる人ということなのかもしれません。まずは、自分のカラダを知ることから、はじめてみてはいかがでしょうか?

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。