いよいよ子どもたちの卒園卒業、入園、入学式を控えたママたちは、今まさに準備に追われて慌ただしい頃ですよね。
式典まであと一週間を切る頃にふと気づくことといえば、自分の装いのこと。美容院に行く時間もお金もないことに、さてどうしよう!ということになるのは、子どもの式典を2度、3度と経験済みのママだって少なくありません。
着ていく服だって、サイズが合わない、なんか古い、そんなプチトラブルだって続出。だからといって今さら買いにいく気力もないもの。
そんな時には、顔と髪。この2つだけきちんとさせて、装いのなんか変…も吹き飛ばしてしまいましょう。
不器用な人でもプロ級の仕上がりに見える、ヘアメイクアーティストchihoさん直伝のセルフヘアメイク法です。
整髪料はケチらずたっぷり
ヘアアレンジ自体は上手くできていても、すぐに崩れる、やっぱりサロン帰りのようにはなれないということになる原因のひとつとして、整髪料を使っていない、もしくは整髪料の量が少なすぎることが挙げられます。
このことに気づかないために、巻き髪してもすぐ取れるのは、スタイリングがもたない髪質のせいだと、間違った解釈をしていたりすることがあるんですね。
だから整髪料をしっかりつけていなかったら、プロのヘアメイクが同じアレンジをしたとしても、すぐ崩れるし、巻き髪も取れやすく、時間が経てば当然アホ毛が出てくるんですよ。
整髪料はたっぷり使いを心がければ、随分モチが変わってくるので、やってみてください(chihoさん)
ユルふわポイントを間違えない
ルーズなまとめ髪が流行ってますが、なんとなく髪の毛を引き出してしまうと、ただのボサッとした崩れたアレンジになりがちです。
服でもそうですが、抜け感はポイントを抑えてやらないと、ただだらしないのと一緒ですから、髪も同じくポイントを抑えてやりましょう。
一番ふんわり、髪を引き出したいトップは、鏡を正面から見て、目と目の間の範囲で引き出すと、バランス良く上品に仕上がります。いわゆる盛りゾーンがここです。
逆に耳周りと襟足がルーズになっていると、疲れてだらしなく見えがちなので、ここは触ってはならないNGゾーンです。
ただひとつに結ぶだけ、まとめ髪をするだけでも、耳周りと襟足は、整髪料をたっぷり使ってキレイめを意識し、アレンジをすると清潔感が出ますよ(chihoさん)
塗り過ぎNG
式典となると、気合が入るせいかファンデーションを塗り過ぎて、白すぎに。粉っぽく見せてしまう傾向があります。
自分的には盛りメイクをしたつもりが、逆に老け見えしてしまい、子ども目線ならなおさら厚化粧ママは高齢に見えてしまいます。
顔全体に塗ることが、綺麗に見せるのではなく、プロがやるメイクでもありません。自分でやる場合は、顔全体に均一塗りではなく、まずは顔の中心から外側へ放射線状に伸ばしていきましょう。
そうすることで1番隠したい鼻と頬がキレイに隠れて、あまり隠さなくても大丈夫なフェイスライン、そして何も塗らない首へと自然とグラデーション状に塗ることができます。
この塗り方をすることで、ファンデーションを塗った顔と首との境目もできません。
その後、シミなど隠したい部分のみコンシーラーを使い、油分が出て崩れやすい部分がある人だけ、そこにフェイスパウダーをのせます(chihoさん)