美容院に行って、いつもと同じメニューをオーダーしているのに、家でも、いつもと同じようにケアしているのに、なぜか冬になると髪が傷んで困る!という女性はいませんか?
髪が傷むと「カラーやパーマをしたのがよくなかったんじゃないか」「ヘアアイロンで巻きすぎたかな」と、何かのせいにしてしまいがち。
しかし、ヘアメイクアーティストのchihoさんによると「それ以前に、毎日の生活習慣によりダメージを作り続けてる結果が、冬に出てきただけ」とのこと。
では、知らずに髪にダメージを与えてしまう、誰もがついやっちゃうコトって一体何でしょう?
知らないうちに髪を傷めてしまうNG行動
髪をちゃんと乾かさずに寝てしまう
「「ドライヤーで乾かすと、髪が傷みそうだから自然乾燥派!」という方がいますが、髪の毛はちゃんと乾かすことがダメージを作らない方法なので、ドライヤーでしっかり乾かして寝る方がずっとダメージは少ないのです。
半乾きや濡れた状態の髪表面はとても弱く、キューティクル(髪の毛内部を保護しツヤ・ハリ・指通りをよくする髪表面の保護層)が、とても剥がれやすい状態なんです。
だから、そのまま寝てしまうと枕や寝具との摩擦でキューティクルが剥がれてしまい、パサついてゴワゴワな髪が出来上がるのです。
ちゃんとドライヤーで乾かすという、基本的なことを忘れていませんか?」(chihoさん
コームで髪を梳かす
「髪を梳かす道具は、なんでもいいって思っていませんか?
よくあるのが、目の細かいコームを使って、根元から一気に髪の毛を梳かしてしまうこと。
目が細かいので、一見綺麗に梳かしているように見えますが、コームは毛先に到達するまでに何度も引っかかり、そのたびに同じ場所を梳かしていること、やりがちですよね。
この、何げなくやっている梳かし方が、枝毛や切れ毛、抜け毛を増やしています。
髪の毛の絡まりをとり、ツヤを出してサラサラにするにはコームではなくブラシを使うようにしましょう。
そして一気に梳かすのではなく、毛先のみ梳かしてから髪の中間から毛先を梳かして、そして最後に根元から毛先の順で梳かすようにしましょう」(chihoさん)