「ニトリ」や「カインズ」は、低価格で使い勝手の良い生活用品が揃うことで人気。筆者も収納用品や家具などをよく購入しています。
今回は、そんなニトリとカインズの「大容量洗濯ハンガー」を徹底比較します。素材やポールへのかけやすさ、干しやすさ、取り込みやすさ、収納のしやすさ、干せる容量などの比較のほか、各アイテムの推しポイントなどをじっくり解説します!
ニトリ・カインズの「大容量ハンガー」徹底比較!
「お、ねだん以上」でお馴染みのニトリからは、「小さくたためるアルミ角ハンガー(42ピンチ)」(税込1,990円)の紹介です。2,000円を切る低価格ながら42ピンチという大容量さが魅力です。
ホームセンターカインズからは、ポールに楽にかけられる「楽カケ」が特徴の「アルミ大型洗濯ハンガー 48ピンチ」(税込2,280円)をご紹介します。
1. 素材
ニトリの「小さくたためるアルミ角ハンガー(42ピンチ)」の素材はアルミとポリプロピレンでした。
カインズの「アルミ大型洗濯ハンガー 48ピンチ」の素材はアルミニウム、ポリプロピレン、ポリエチレン、鋼線。どちらのアイテムも同じような素材でした。
外に出しっぱなしにする場合は、経年劣化に強いオールステンレスがおすすめですが、ステンレスは重いのがデメリット。
一方、プラスチック製のものは軽量ですが、耐久性が劣るのがデメリット。
今回のアイテムのようにアルミとプラスチック製のものは耐久性を維持しつつ、軽さも実現したいいとこ取りのピンチハンガーです。
2. ピンチへのつけやすさ、取り外しやすさ
ニトリの「小さくたためるアルミ角ハンガー(42ピンチ)」のピンチは一般的なプラスチックの洗濯バサミです。バネが硬すぎないので取り付けが簡単です。
重い衣類を干すというよりは子ども服や靴下、下着などの軽いものをたくさん干すのにちょうど良いです。
カインズの「アルミ大型洗濯ハンガー 48ピンチ」はピンチの形が少し変わっています。上部に金属の吊り紐がついているので、頑丈で切れにくいです。
強度が高く、引っ張って洗濯物を取り込むことができます。
ニトリのものは引っ張って取り込む仕様になっていないので、取り込みやすさに関してはカインズに軍配が上がります。
3. 収納しやすさ
畳んだ時にどちらの方がコンパクトになるのか検証しました。ニトリの「小さくたためるアルミ角ハンガー(42ピンチ)」は枠の形が変わっていて、蛇腹に折り畳めるようになっています。
折りたたみ時は38×12×18cmで、片手で掴めるくらいの小ささになります。
カインズの「アルミ大型洗濯ハンガー 48ピンチ」は半分に折り畳むことができ、40×37×23cmのサイズになります。
蛇腹に畳めるニトリ方が、カインズより小さくなることがわかりました。
狭い洗濯物干し置き場にも場所を取らず置きたいという方や、旅行先に大きめのピンチハンガーを持っていきたいという人は、軽量で小さく折り畳めるニトリのものをおすすめします。