保育園や幼稚園の入園式といえば、我が子の初めての晴れ舞台。緊張する我が子を、ママがしっかりと見守ってあげたいですよね。また同じクラスのママともうまくやりたいものです。
でもテンションが上がりすぎてしまったり、感極まりすぎたりして、周囲に迷惑な行動してしまうことも。白い目で見られないように、ママのNGな行動、素敵な行動、それぞれチェックしておきましょう!
今回は保育士歴30年の保育・子育てアドバイザー上野里江さんにアドバイスいただきました。
よくある入園式のNGふるまい なぜNG?
まずは入園式でよくやりがちな、ママの迷惑行動3つを見てみましょう。上野さんに、なぜNGなのかの理由を教えていただきました。
1.大声でしゃべる・はしゃぎすぎる
上野里江さん(以下、上野)「同じ年齢の子を持つママ同士。会話が弾むことはいいことですが、入園式はママの社交の場ではないのです。
はしゃいでいるママの姿は、子どもの緊張や不安な気持ちを受け止めていないようにも感じられてしまいます。
入園式という場の雰囲気を壊してしまうこともあるかもしれません」
2.SNS投稿用の写真を撮るあまりに身勝手な行動をしてしまう
上野「入園式の晴れ姿を写真におさめたい気持ちはよくわかります。その気持ちはどの保護者も同じだけど、場のルールを守って我慢しているのです。
そんな中で、自分の子どもしか見えていないママの行動は、非常識に見られてしまうかもしれません」
3.子どもに対してあれこれ指示して口うるさい
上野「子どもにとって入園式は緊張と不安でいっぱいなのに、ちゃんとするように、あれこれ指示するママの声は周りの子どもにも不安を与えているかも。場の空気がピリピリしてしまうこともあります」
入園式で好感度がアップするポイント5つ
一方、入園式で周囲に「すごい」「かっこいい」と思われる好感度の高いママは、どんな行動をしているのでしょうか。上野さんに5つ挙げていただきました!
1.服装は流行よりも常識を取る
上野「入園式はママにとっても初めての子どもの式典なので、服装にも力が入りますよね。
色合いは明るめでもOKですが、スカート丈やアクセサリーの大きさなどは思いのほか注目されています。TPOを考えて選ぶことが好感につながります」
2.子どもの味方になる
上野「子どもにとって緊張と不安でいっぱいの入園式、一番の頼りはママなのです。
笑顔で『ママも一緒にいるから大丈夫だよ。』と不安を受け止める言葉をかけてあげられるといいですね。そんなママの関わり方をちゃんと周りは見ていますよ」