やっぱり、ファンの方はすごく喜んでくださいました。発表される前は、早く皆さんに言いたい気持ちでいっぱいだったんですが、情報が解禁された瞬間、その気持ちはなくなりました。。

毎日、“不安だな…”と思いながら寝てる。。

ーー毎日??

毎日、考えてますよ。『王家の紋章』のこと。“もう、どうしよう”って。

すごいキャストの方々のことだったり、大きな作品に自分が出るんだなっていう責任感だったり。改めて、演劇ファンの方の“熱さ”を、発表後に目の当たりにしたというか。。“地球ゴージャス”さんのときとは、また違ったものがあるな、と思って。

ーー今度は、ヒロイン役、“キャロル”での出演でもありますし…、また違うプレッシャーもあるのでしょうね。

“地球ゴージャス”さんのときも、もちろん緊張やプレッシャーはありました。でも、お稽古もすごく楽しかったし、自分ができていないところも、叱られるというより、ずっと皆の前で、やらせてもらったりして、学ばせてもらうことも多くって。

できなくて恥もかいて、家に帰って落ち込むことがあっても、“次の日、行きたくない”って、思ったことはなかったから。本当に楽しくって。

それは、五朗さん(岸谷五朗さん)や、寺さん(寺脇康文さん)や、スタッフさんとか、カンパニーの“愛”があふれていたからだと思うんです。

でも、今回はどんなに“愛”があふれていても、“自分自身が大丈夫かな”って思ってるんです。でも、1年後には、もう舞台に立ってるじゃないですか。。 今は、想像がまったく付かないですね。

ーー“1年先”まで時間がある分、色んな想像もふくらんでしまうのかも。。

マジで、不安。。 “今、出来ることって何かな”って、すごく思っちゃうし。

キャリアや年齢も違うキャストさんと、“Wキャスト”という形で出させていただくのは今回が初めてで。それについて先日、“地球ゴージャス”さんをきっかけに知り合わせていただいた、藤林美沙さんという方に、お話させてもらったんです。

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