ストレス発散のための自分時間をつくるコツ

ストレス発散の方法は豊富! もし自分時間をつくることがむずかしいということもあるでしょう。上野さんに自分時間をつくるコツを教えていただきました。

1.ひとりで出かける前には子どもにきちんと話を

上野「子どものことが心配で、ひとり時間をなかなか持てないということもあるでしょう。確かに、子どもはママがいないと不安になるものです。

そんなときは『今日は子どもを連れて行かれない場所に行くから、パパとお留守番お願いね』『〇時までには帰るから』『お土産買ってくるね』など、子どもが笑顔で送り出してくれるように、きちんと話をすると、安心感が得られると思います」

2.ひとり時間をパパにお願いするときは感謝の気持ちを込める

上野「ひとりで過ごす時間をつくりたいことをパパに相談してみるのも一つの方法です。

このとき、日頃のモヤモヤをぶつけるのはNG。不満は言わず、自分がしたいことを率直に伝え、パパにして欲しいことを感謝を込めてお願いしてみてください。

そうすればお互いに気持ち良く会話ができますし、パパが願いを聞いてくれれば、より安心してひとり時間を過ごせるでしょう。もちろん、ひとり時間を楽しく過ごした後は、パパに再度、感謝の気持ちを伝えてくださいね」

ストレス発散をするときの注意点

ストレス発散は、一歩間違えれば周囲に迷惑になることも! 上野さんによると、注意点があるそうです。

上野「ストレス発散することは良いこと。ただ、何ごともほどほどにすることが大切です。

自分を満たすためとはいえ、食べすぎ、しゃべりすぎ、動きすぎてしまっては心と身体のバランスが取れなくなってしまいます。

できれば、ストレスはためこみすぎず、毎日の中でできることを少しずつ、自分にとって満たされる時間が持てるといいですね」

ストレス発散できる方法は、人それぞれ。まずは今、自分が何をしたいのか自問自答。みんながハッピーになれるように、伝えるべきことは伝え、感謝の気持ちを持ちながら、うまく自分時間をつくって、ストレス発散したいですね。

【取材協力】上野里江さん

保育・子育てアドバイザー
保育士歴30年。保育園・幼稚園・子ども園で3000人以上の親子と関わり、その後3年間療育に携わる。子どもに関わる大人を元気に笑顔に!子育てにもっと笑いを!をモットーにコラム執筆、商品監修、講座、相談を行っている。