マイクスタンドも常備されており、ルーム後方にも液晶画面があるため、歌詞がわからなくてもモニターを観るために振り返って確認する必要なく、思う存分ライブ気分が楽しめます。こういう細かい配慮はうれしいですね!

フードには加古川名物「かつめし」も…!
レンタルグッズも充実。また、度を越えた音を出さなければ楽器演奏も可能だそうです。

担当の方に疑問をぶつけてみた

小1時間ほど遊んだ所(※公私混同)、かなりバンギャル的には楽しめそうな部屋だということがわかりました。しかしそしてそもそも一体なぜこのようなカラオケルームを作ろうと思ったのか…。そんな疑問を「ストランド米田店」の寺西さんにぶつけてみました。

――なぜ「柵」を作ろうと思われたのですか?

寺西さん「元々バイトスタッフにバンギャルさんがいて、彼女の提案なんです。普段自分がバンギャル友達とカラオケに行く時に、『柵があったらな』と思ったらしくて。それでコンセプトルームの企画が立ち上がったんです。彼女いわく『バンギャルにとって柵はブランド』なんだそうです。それでやってみようということになりました」

――コンクリートの壁に鉄柵が打ち付けてある、ここまで丈夫な柵、カラオケルームじゃみたことないですよ!

寺西さん「最初は『簡易的な柵でもいいんじゃない?』って話もあったんですが、『柵に体重をかけたりするので、丈夫な柵じゃないと怪我をしてしまうから、せっかくだから本物に近づけたい』とかなりこだわって作りました」

――多分これ、ビル1フロアを使ったタイプのカラオケルームだと出来ない工事ですよね…。

寺西さん「それにあんまり大手チェーンだとやっぱり難しいかなと思います。ウチはその点小回りがきくというか、各店舗がオリジナリティのあるコンセプトルームを作っていることも大きかったと思います」

――ちなみにお客さんはやはりバンギャルさんが多いんですか? 

寺西さん「TVやSNSで取り上げられることもあって、ヴィジュアル系ファン、バンギャルのお客さまが多いです。遠方からのお客さまも増えてきて「(遠方から行くので)できるだけ長い時間部屋を借りたい」という方も結構いますね」

――それってつまり「バンギャルーム遠征」じゃないですか! ちなみにバンギャル以外の方はどのような使い方をされてるのでしょうか。

寺西さん「もちろん柵関係なくふつうのカラオケルームとしても使えるので、そういう使い方をされているお客さまもいますし、あとはアイドルのコスチュームを持ち込んでコンサート風に楽しんだり、DVDも上映できるので、ライブ感覚の上映会をされているお客様もいます。

また、現在バンギャルームを使ったイベントのアイデアを募集しています。『こんな風に使ったら楽しいのでは』というご意見を是非聞かせてください」

――なるほど…。みなさん色々な楽しみ方をしているのですね。今日はありがとうございました。

「ストランド米田店」の店舗情報

ストランド米田店

営業時間
[月~木・日・祝日]
12:00~翌3:00
[金・土・祝前日]
12:00~翌5:00

〒675-0054 加古川市米田町平津704-1
TEL 0794-31-9551 ※営業時間中のみの対応となります。ご了承ください