――3794日ぶりのシングル『あきらめないDAYS』が9月16日にリリースされるPsycho le Cémuですが。今一度、Psycho le Cémuとはどんなバンドかを説明していただきたいと思います。
Lida:結成は99年です。元はDAISHIと僕がやっていたバンドが解散した時に、地元で目立ってた連中を引き込んで、ちょっと変わったことをやろうと始めたのが発端です。
DAISHI:「一番派手なバンドにしたいね」というのはメンバー集める前からあったもんね。
Lida:具体的に狙いがあってどうこうしようというよりは「見たことないようなバンドにしたい」「変わったことをしたい」という漠然とした気持ちだけでメンバーを集めていって、徐々に楽曲で踊るだとか小芝居だとかをやりはじめていったというか。
DAISHI:初ライブで踊ってたよね。
――そんなに早い段階から…。
DAISHI:結成する前からワンマンをやることを決めてたんです。相当自信あったんでしょうね(笑)。
Lida:僕らが以前にやっていたバンドは、いわゆる「ソフトヴィジュアル系」というか、音楽をメインにやっていたバンドで、今思うとその反動もあったのかな。もともとアニメや特撮とかも好きだったので。
DAISHI:聖飢魔IIさんやシャ乱Qさんや米米CLUBさんや、劇団☆新感線さんの衣装も当時見て参考にしてたよね。
――米米CLUBの『浪漫飛行』はカバーもされてましたしね。
Lida:興味のある色々吸収しつつ、自分たちなりに消化してきた結果がPsycho le Cémuだったんです。
DAISHI:seek以外はそのコンセプトは最初から伝わっていたね。彼だけは最初「どうしても黒い衣装が着たい」と(笑)。当時は黒い衣装多かったですからね。今では考えられないですよね。