4.好きな人なのに、「罰ゲーム」でキス!?
「憧れの人と一緒の飲み会で。
いわゆる『王様ゲーム』みたいなやつで、なんと俺が彼女にキスすることになりました。
どんな罰ゲームだよ!と慌てて彼女を見たら、彼女も酔っていて『早く!』ってほっぺたを差し出してくるのでヤケクソでキスしましたね。
ほんの一瞬だったけど、逆にいえばこんなことでもないとキスなんてできなかったかもな、と今は思います。
結局片想いで終わった恋だけど、彼女も覚えていてくれたら嬉しいなぁ」(男性/29歳/営業)
こちらの男性が好きになったのは、高嶺の花ともいえる手の届かない女性だったそう。
だから、たとえ罰ゲームでも頬にキスができたことは、良い思い出として男性は受け止めています。
こんな機会はそうめったにないだけに、なかなか忘れられない記憶ですね。
5.告白した日に知った涙の味
「両想いかな、と思っていた女性がいたんだけど、些細なことでケンカしてしまい、疎遠になっていました。
半年ぶりに再会してまた仲良くなり、今度こそきちんと気持ちを伝えようと思っていたら、彼女から
『あのときは、告白する勇気がなくてこれ以上一緒にいたくなかった』
と言われました。
過去の失恋で臆病になっているのは知っていたけど、どうしてあのとき意地を張ってしまったんだろうと後悔しましたね。
『俺は大事にするから』と言ったら彼女が泣き出して、そのとき初めてキスをしました。
涙で濡れた唇の感触としょっぱい味は今でも忘れられません。
もちろん今でも付き合っています」(男性/30歳/薬剤師)
気持ちが通じ合った幸せなキスは、涙の味。
お互いに逃げ出してしまった過去があるぶん、愛しさは余計に募りますね。
最初は不安定なお付き合いだったそうですが、今は信頼しあえる良き人生のパートナーとして歩みを続けているそうです。
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キスの思い出は、喜びを振り返ったり恥ずかしさがぶり返したり、本当にいろいろな気持ちが込められています。
だけど、どんなキスもその人とだけの特別な瞬間です。
色あせない思い出として、いつまでも胸に残しておきたいですね。