大好きな人とかわすキスは、いつもロマンチックで愛情あふれるものでありたいと思いますよね。

でも、中には記憶から消してしまいたい苦いキスがあったり、二度と繰り返せないせつないキスがあったりと、思い出は人それぞれ。

アラサーの男女に、「忘れられないキスの思い出」について打ち明けてもらいました。

みんなの「忘れられないキスの思い出」

1.緊張しすぎて気絶!?

「期間の決まった派遣社員として働いているとき、一緒に仕事をしていた男性を好きになりました。

お互い好意は感じるものの、ふたりとも奥手なせいかなかなか告白ができず、ふたりきりで過ごしているときも緊張ばかりで。

ある日の夜、やっと彼のほうから『好きだ』と言ってくれて、ついにキスするときがきたんだけど……。

心臓が痛いくらいバクバクしていて、唇が触れた瞬間に意識を失いました。

気絶していたのは一瞬だったと思うけど、目が覚めたら彼が青い顔をして慌てていたのが今でも忘れられません」(女性/28歳/サービス)

初めてのキスで気絶なんて、彼氏のほうもさぞびっくりしただろうな、と同情してしまうこちらのエピソード。

でも、好きだからこそ緊張するのであって、ある意味すごく純情ともいえるかも!?

2.その名前、俺じゃないよね!?

「彼女と一緒に寝ていたとき。

彼女がふいに抱きついてきて、寝ぼけてるのかなと思ったらキスを迫られて、それはそれで幸せだからいいやと思ったんだけど……。

彼女が甘い声でつぶやいた名前が、どう聞いても俺じゃない。

ハッと目を覚ました彼女にひたすら謝られて、なんだかなぁと思いましたね」(男性/33歳/介護)

かなり気まずい状況だったことが目に浮かびますが、女性が口にした名前はどうやら以前付き合っていた男性だったそうです。

「未練があるとかじゃないの、たまたま夢に出たから」って、どんな内容の夢だったら抱きつきたくなるんだろう、と思ってしまいます……。

3.最初で最後のあたたかい触れ合い

「ずっと好きだった同じ会社の先輩。

仲は良いけどずっと『妹みたいな存在』と言われ続けて、恋愛対象として見られることは諦めていました。

ある年、先輩が海外の支社へ転勤、日本には数年戻ってこないことがわかりました。

今しかないと思って告白したら、『応えられなくてごめんな』とそっとキスしてくれました。

最初で最後だったけど、泣いている私のために優しく触れてくれたことはあたたかい思い出です」(女性/30歳/総務)

せつないキスではこんな思い出も。

「もともと脈がないのはわかっていたけど、言わずに終わるのがどうしても嫌で」とこちらの彼女は話していました。

そんな一途さが伝わったのか、あたたかいキスを贈るなんて男性の優しさがわかりますね。