3. 離婚したあと自立した生活が送れるか
離婚すると、当然ですが一人で生きていくことになります。住む場所や生活費などはきちんと用意できていますか?
自分が家を出る場合は引っ越しの費用も必要になり、使えるお金が減るのでこれからの生活についてかかる費用をしっかり計算してみましょう。
仕事がないと自立することは難しいですが、どうしても離婚したい場合は実家を頼るなどの選択肢もあります。
勢いだけで離婚してしまうとあとで自分が困ることになり、多くの人に迷惑をかけてしまうのは決して良いとはいえません。
離婚する前に貯金をしておくなど、計画を立てることが大切です。
4. 子どもの親権はどうするか
子どもがいる場合は、離婚後に親権をどちらが持つかという問題があります。
日本の場合、虐待などがなければ母親に親権が認められる事例が多いとはいえ、一番考えたいのは子どもの気持ちです。
親の都合でどちらかと離れ離れになって暮らすことになる子どもは、どうしても離婚の影響を受けます。
夫が憎いからと一方的に遠ざけてしまうと、子どもは父親に会いたくてもかなわずに深い傷を負うことを忘れずに。
また、養育費の支払いについても守ってもらえなければ子どもとの生活が大変になり、苦労をかけることになります。
親権や養育費はきちんと話し合い、公正証書に記して保管する慎重さを持ちましょう。
離婚はあくまでも親の問題であり、子どもに罪はありません。両親が別れてしまうことのショックは大人が想像する以上に大きく、しっかりケアをして見守っていく必要があります。
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離婚する、と言っても実際に行動を起こすのは大変です。
本当に夫と別れたいのかもう一度考え、「自分はどうしたいのか」を明確にしましょう。
それだけの覚悟がないと、夫を説得することもできなければいつまでも望まない関係の中で苦しむばかりです。
後悔のない離婚のために、するなら決意を固めること、そして離婚後について計画を立てることを、これから進めていきましょう。