ミュージカル初出演・柚希礼音ほか豪華キャストの見所を紹介!

まずは柚希礼音さん。
2009年から今年5月まで6年間、星組トップスターとして活躍。100周年を迎えた宝塚の顔として、宝塚の人気を牽引してきた"トップ・オブ・トップ"。
これが宝塚退団後、初ミュージカル出演になります。
こちらのシーンは、『くたばれ!ヤンキース』より、「WHATEVER LOLA WANTS」。
名ダンサーである柚希さん、キレのあるダンスでトニー・ヤズベックさんを誘惑していきます。大胆かつコケティッシュ、そして可愛い!
そしてセクシーなアルトの歌声は、この豪華キャストの中にいてもひときわ個性的で、よく響きます。

こちらは、第一幕の山場となりそうな『オペラ座の怪人』のシーン。
ファントム役は、もちろんこの人!
続編『ラブ・ネバー・ダイ』のファントム役・オリジナルキャストでもあり、全世界のミュージカルファンの注目を集めたお祭り的な公演『オペラ座の怪人 25周年記念ロンドン公演』(2011年)でも主演を務めた伝説のファントム役者ラミン・カリムルーさん。
そして、クリスティーヌは、現在ブロードウェイでこの役を演じている若手スター、ケイリー・アン・ヴォーヒーズさん。
このふたりが演じる『オペラ座の怪人』、稽古場&稽古着なのに、すでにもう怪しく切ないパリ・オペラ座の地下湖の世界が広がるようでした...。

ラミンさんは上述の『オペラ座の怪人 25周年記念ロンドン公演』のDVD発売のプロモーションや、城田優らと共演したコンサート『4Stars』でも来日していますので、日本のファンにもおなじみですね。

ラミン&ケイリーのカップルは、『ウエスト・サイド・ストーリー』のトニー&マリアとしても登場。
同じ顔合わせでも、こちらはまた、ガラリと雰囲気が異なりますね!
ケイリーさんの弾ける笑顔もチャーミングです。

ラミンさんの出演シーンからはもうワンカットご紹介。
こちらはなんとスーパーマン役!
アメコミヒーローを主人公にした『イッツ・ア・バード...イッツ・ア・プレイン...イッツ・スーパーマン』より「You've Got Possibilities」。
鳥だ...飛行機だ...あっ、スーパーマンだ!というユニークなタイトルの作品ですが、胸筋をピクピクさせたラミンさん、なかなかのスーパーマンっぷりで、共演者たちからも大きな笑い声が。

そして普段は能力を隠し、地味にしている主人公の、ただならぬ魅力を見抜く秘書嬢役はマリアンド・トーレスさん。
くりくりした目が印象的で、キュートかつパワフルにラミンさんに迫ります。
マリアンドさんは、『ウィキッド』全米ツアーのヒロイン・エルファバ役などを演じる注目株!
そしてこのシーン、途中、衣裳を脱ぎ着するようなアクションもあり、本番はどんな感じになるんだろう!?と楽しみになりました!