わかっていても無理! 立ち直れない期間の過ごし方

しかし「3ヶ月で失恋からは立ち直れる」といって、過ぎるまでは苦しさに耐えなければなりませんし、外に出るのも人に会うのも億劫でしょう。そんな期間のオススメの過ごし方をご紹介しましょう。

1)無理に立ち直ろうとしない

「前を向こう」「立ち直ろう」と考えるのは、とてもいいことです。ですが、「失恋した」という事実を置き去りにして、失恋してしまった自身の気持ちを置き去りにしていては意味がありません。頭と心にズレが生じ、いつか爆発してしまう可能性が高いです。

まずは、「失恋をした」「傷ついた」という事実を受け入れることから始めましょう。大好きだった人と、どんな形であれ離れないといけなくなったのですから、悲しみや苦しみがあるのは当たり前です。だから悲しんでもいいんです。苦しんでもいいんです。

無理に悲しむことや苦しむことをやめなくていいんです。まずはそうやって、失恋で生まれた感情を吐き出して、1つ1つ整理しながら、気持ちが落ち着かせましょう。焦る必要はありません。あなたが納得するまで時間をかけることが大事です。

1つだけ大切なことがあります。

それは失恋した相手の嫌な部分や憎しみで頭を埋めてしまわず、よかった部分やいい思い出も思い出し、一緒に過ごしてくれたことに少しでも感謝する気持ちを持つようにすること。

そうすれば、「なんでこの恋が終わってしまったのか」を知ることにもつながり、次の恋への後押しにもなってくれます。

2)徐々に、相手と距離を取る

あなたの心と頭を支配していた感情に整理がついたら、相手と距離をとっていきましょう。人間は、弱い生き物です。物理的にも、心理的にも、近くに元恋人がいると忘れることができませんし、「感情の整理がついた」地点で止まってしまいます。

まずは、彼を思い出してしまうものを遠ざけるところから始めましょう。次にSNS。友達から削除したり、表示しないようにしたりと視界に入れないようにしてください。そして最後は物理的な距離と、徐々に離れていくのです。しばらくの間は共通の友達とも距離を置くことをオススメします。

3)失恋=あなたを否定されたわけじゃない

ここまでは“相手”のことにフォーカスしてきましたが、次は自分に目線をうつしましょう。

失恋したからといって、あなたが否定されたわけではありません。ただ少なからず、無理をしていた自分もいたのではないでしょうか? もしそうならば、この機会に“本当の自分”に気づいてあげましょう。

使い古された言葉かもしれませんが、自分自身を愛せなければ、他人を愛することもできないのです。もし、自分自身を愛することができれば、常に自然体でいることができ、本来のあなたを愛してくれる人を見つけることにもつながってきます。

また本来の自分に気づけることは、運気をあげる、金運をあげる、人間関係をよくする、綺麗になる、そんなことにもつながります。

「自分を知るイイ機会になった」と失恋を捉えてみるのもいいかもしれません。

4)「今」に集中する

苦しさや悲しみを無理に忘れる必要はありませんが、少しでも逃れたいと考える人は多いはず。そんな時は「今」に集中するようにしましょう。

本当に集中している時って、一心不乱になにかをしている時って、周りの声や心の雑音も聞こえていないはず。目の前の仕事やテレビに集中するでも構いませんし、歯を磨くこと、メイクをすることに集中しても構いません。

どんなちっちゃなことでもいいのでも、「今」目の前にあることに集中してみてください。

そして、「あれ?私、失恋のこと忘れてた?」と思うことがあったら、それがココロが「失恋を乗り越えてイイ」といったサインです。