その7: 家事育児できないならもっと稼げ
もしもあなたが「仕事が大変すぎて家事や育児に参加できない」というのなら、仕事に100%集中して、妻に家事育児のほとんどをお願いする選択もありえます。
しかし、その場合は人よりも稼ぐこと、それこそ2人分を1人で稼ぐことの覚悟を持って仕事に臨みましょう。
マネープラン的には男性だけが働いて女性は専業主婦というケースでは男性の年収が1000万円でも生活は楽にならないと思います(こういう家庭ほど子どもを小学校から私立へ通わせるなど、生活コストも割高であることが多い)。
仕事に集中したら年収2000万円以上を目指せるというならともかく、普通はイクメンしつつ仕事もしたほうがいいと思いますよ。
その8: 夜の予定は事前申告せよ
仕事が大変だったり、夜のおつきあいがあって、帰宅が遅くなることは誰でもあることです。
しかし、一週間くらいの「夜の予定」は予め明らかにしておくべきです。子どもを保育園からお迎えして食事を作ってお風呂にいれ、寝付かせさせるまではジェットコースターのような数時間です。
「手伝ってもらえる」と思っていたものがメールひとつでいきなり「手伝えない」になるショックは絶大です。
基本的にはその日にいきなり「今日はダメ」と言わないほうがいいでしょう。
ママの夜の予定が変更されてパパがいきなりバトンタッチすることはないのに、パパだけいきなり予定変更がOKなんて、そもそもおかしいと考えてみましょう。
その9: 時々、妻にひとりの時間を与えよ
仕事の合間にちょっと育児参加をして、イクメンを気取っているのならそんなものはイクメンではありません。
完全に子どもと自分だけの時間を作って、妻にときどき休息の時間を与えてみましょう。デパートで好きに買い物をする時間や喫茶店でひとりでぼーっとする時間をプレゼントするのです。
すべて自分が子どもの面倒をみる時間を作ってみると、たった数時間でもその大変さに気がつきます。特に乳児の時期にそうした時間をセッティングしてあげてください。ときどき、ほんの数時間でも妻のリラックスになることでしょう。
その10: 子育ては面倒と思わず「楽しめ」
子育てって、大変なことが多いのは間違いありません。しかし、子育てを「面倒ごと」と思っている限り、子育ては苦労や大変なことになってしまいます。
子育てを楽しむ意識は常に持ち続けてみてください。日々変化し成長し続ける存在がすぐ近くにあり、親の助けや愛情を必要としていることを素直に楽しむことができればイクメンは苦労から楽しいことになるはずです。