まさかの事態。気づいたらたるんだ体型に…!加齢を劣化と呼ぶ風潮が嫌だと思っていたけれど、これじゃ言われても仕方がないのかと愕然。

以前はどちらかと言えば痩せ型で、ダイエットとは無縁の日々を送ってきた人間ほど、この手の変化に打ちのめされるかもしれません…。

そこで今回は、アラフォー女性がカラダの型崩れを自覚し始める年齢や、変化しやすい体のパーツをデータ収集。併せて、体型をキープするために忘れてはならないことをお伝えしたいと思います。

ターニングエイジは32.5歳だった?!

今回注目したのは、科学的な根拠に基づいてダイエットのサポートを行う医療痩身専門クリニック「渋谷DSクリニック」の、ダイエット実態調査の行方です。

アラフォー女性が「痩せにくくなった」と自覚するのは、いつ頃なのか。集計結果から浮かび上がったターニングポイントは、平均32.5歳でした。

アラサーで洋服の下に”兆し“が訪れ、アラフォーになるともはや隠せないレベルに達している場合が多そうですね。

あなたはどこが衰えましたか?

加齢による体型の変化を「まだ感じたことはない」とした女性は、この調査では6%。あまりにわずか! 個人差なんてないに等しく、肉体の変化を実感している人だらけ。

「実感したことのある加齢による体型変化は?」との問いには、おなか・腰回り・ヒップといったパーツが上位回答を占め、お悩みは下半身に集中している模様です。

くびれが消えて寸胴体型になったり、お尻から丸みが消えて四角くなってきたりすると、いわゆる「女性らしさ」の衰えを感じますよね。下半身デブ化の防止は、アラフォー女性のひそかな課題と言えそうです。

痩せにくくなってしまう理由は?

ここで、医学的な見地からの解説を少々。渋谷DSクリニック渋谷院 院長・林博之先生は、

  • 女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量は、30歳頃をピークに減少していく
  • 基礎代謝(寝ているだけで消費されるカロリー)は、20代平均と40代平均とでは1日145kcalも違う

といったデータを挙げています。

つまり、運動不足や暴飲暴食のような太りそうなことをやらかさなくても、アラフォー女性はこの世で普通に呼吸しているだけで、次第に痩せにくいボディへと変わっていくということです。