激動だった2020年も、もうじき終わります。2021年は、いったいどのような年になるのか、気になっている方は多いと思います。

今回は、この時期に多数発売される占い本を紹介します。自分の運勢を見るのもよいですが、日本の今後を読み物としても楽しめるものをピックアップしましたので、ぜひ年末年始にお楽しみください。

『3年の星占い2021-2023』石井ゆかり

物語性豊かな肯定的な星占いで、人気の高い石井ゆかりさん。毎年発売される『星栞』(幻冬舎)もありますが、今回は3年に一度発売される、こちらをご紹介します。

200年以上続いた土の時代が終わり、風の時代が始まる2021年。特に2020年12月のグレートコンジャンクションという現象が、星占い的には大きな転換期となるそうです。

もちろん3年の全体像だけではなく、1年ごとの運勢やテーマ別の運勢も書かれています。さらに、10年後、20年後までの長期的な流れも見渡せるようになっているのです。

筆者のように、占いをもとに人生の長期計画を立てている方には、手放せない一冊といえますね。

『ゲッターズ飯田の五星三心占い2021完全版』

生年月日をもとにした昔からある東洋の占星術・四柱推命を、アレンジしていると思われます。かつてブームを起こした天中殺なども同様で、四柱推命的な占いは多数あります。

これらの占いのいくつかはマイナス面をピックアップしているものが多いのですが、こちらはプラス面の要素が強く前向きになれるのでオススメしたいです。

基本的には、人生は12年周期、そのなかで特に落ち込む年回りがあるという教えです。12年周期というのは、星占いや干支占いも同じで、タイプも12に分かれますので、これは占いにおいてポピュラーな考え方なのでしょう。

運勢にはよい時期、悪い時期があるので、心して生活することで、最悪の事態を避けることができるのかもしれません。

『水晶玉子のオリエンタル占星術幸運を呼ぶ365日メッセージつき開運暦2021』

27タイプに分類されるオリエンタル占星術、そして12星座を組み合わせ、2021年の運勢が324位までランキングされています。またオリエンタル占星術では、毎日の運勢が載っています。

ですが、本書の一番のオススメといえるのは、水晶玉子さんとゲッターズ飯田さんの対談。

少し異なった意見を持つ2人が、2021年の世の中がどうなるかを予測、さらに激動となりそうな1年を、どのように過ごせばよいのかを解説してくれます。