インバス系スキンケアという言葉を聞いたことがありますか? その名の通り、お風呂場で使えるスキンケア商品なのです。
赤ちゃんや低学年の児童と一緒に入浴をしていると、お風呂上りは子どもの身体を拭いたり、パジャマを着せてあげたりと、自分のスキンケアは後回しになってしまいます。
でも、肌にとって乾燥は大敵。美容面以外でも、冬の時期は肌が乾燥すると、衣服との摩擦などでかゆみも発生します。時間に追われている忙しいママに、ぜひ取り入れてほしいのが、お風呂場で使えるインバス系スキンケアなのです。
インバスボディクリームの特徴は、なんといっても濡れた肌にそのまま塗ることができます。さらに最後に洗い流すタイプと、洗い流さずそのまま体に塗ったままで大丈夫なタイプの2種類があります。
インバスボディクリームは、肌に水分がいきわたっている時に、その上から蓋をする形で、クリームで肌を保護します。そのため、通常のクリームよりも保湿効果が高いと言われています。
もちろん、直接肌に触れる衣服からの、肌が繊維によって受けるダメージも軽減してくれます。ただ、濡れた体に塗るため、足の裏などに塗ると、滑りやすくなるので注意してください。
今回は、濡れた手や身体でも使えるインバス系スキンケア商品をご紹介します。
まずはうるおい重視で、フェイスケアやボディケア
手軽に使うならこれ! 『お風呂場のうるおいラッピングミルク』
ビオレから出ている『TEGOTAE.』は、お風呂場での保湿ケアに着目したスキンケアシリーズ。
『お風呂場のうるおいラッピングミルク』には、ぬれた肌用保湿液と書いてあります。使い方は簡単。顔の水気をはらった後、ラッピングミルクを手に取り顔全体に塗るだけ。
もちろん、首やデコルテまで伸ばして使えるので、ボディクリームを使わない派でも、顔周りのスキンケアがこれ1本で完成できます。
湯気がたっぷりの浴室は、肌の浸透力も格別。お風呂上りに慌ただしく化粧水を塗っていたママも、これなら子どもから目を離さずに、塗ることができます。お風呂場でしっとりとした肌を実感できそうです。
バラの香りでリラックス『ハッピーバスデイ プレシャスローズ ボディスチームオイル』
『ハッピーバスデイ』は、2009年から発売されているKOSEのロングセラー商品。
『プレシャスローズ ボディスチームオイル』は、そのままタオルで水分をふき取るタイプ。シャワーなどで洗い流す必要がないので、つけたまますぐに着替えができます。手に取るとしっとりとしたクリームから優雅なバラの香りが、漂ってきます。
ほのかな香りは、入浴後も優雅な気分にさせてくれます。保湿だけではなく、心身ともにリラックスできるクリームです。
『ハッピーバスデイ』は、ほかにもボディジェルや、ボディーソープ、ボディーパウダーなども揃っています。香りが気に入ればライン使いすると、さらに効果が高まりそうです。
自分だけのスキンケアじゃなく、赤ちゃんも使える
赤ちゃんもいっしょに使えれば、時短にもなり一石二鳥。赤ちゃんの肌はデリケートなので、成分にこだわって選んでください。
赤ちゃんと一緒に使える優しい『freiol ベビーオイル』
Freiol(フレイオイル)の、『ベビーオイル』は、赤ちゃんも使えるベビーオイル。5つの食品成分で作られているので、肌が弱い大人にも向いています。
使い方は、少量のベビーオイルを浴槽に加えれば、肌の乾燥を防げます。また、入浴中やお風呂上りでも、そのまま使うことができます。忙しい時は、さっとオイルを手に取れば赤ちゃんと、自分も一緒に使えるので便利です。
また浴槽以外では、ベビーマッサージや、おむつで蒸れてしまった時にも、ベビーオイルを使うことで肌をバリアできます。赤ちゃんの肌と触れ合うことで、スキンシップにもなります。