幼稚園までは、勉強なんてまだまだと思っていたけれど、子どもが小学校に入って、だんだんと慣れてくると、そろそろ勉強系を何か通わせた方がいいのでは?と思い始めるママもいることでしょう。
中学受験を考えているなら、それ相応の塾を検討しなくてはならないし、そうでなくても公文や学研、家庭教師など、塾以外にも色々な選択肢があり、教科も様々。
多くの家庭は、かけられる教育費に制限がありますから、ここはやっぱり子どもが自主的に通いたくなる塾を選びたい所ですよね。
そうそう。筆者の子どもはというと、2人とも無類の塾好き。
月~金まで学校から帰宅すると塾に直行。
連日皆勤賞ものだけでなく、夏期講習などの特別授業のたびに「行かせてくれ」と懇願するほど塾を愛する様子を聞きつけたママたちから「どうしたら、そんなに塾に行ってくれるの?」と今や相談殺到中!
ということで、今回は、子どもが通いたくなる塾の選びかたをご紹介します。
自分で通える場所が最優先
まずは、子どもが自分ひとりで通える距離にある学習塾を選びましょう。
いつまでも、ママがいないと通えないような場所にある、遠距離の学習塾は、どんなに評判が良くても、どんなに子どもに合っていると思っていても、通うのは毎週のこと。
もし親の都合で辞めざるを得ない場合、せっかくついた学習リズムも台無しになってしまうからです。
集団or個別or自習型?
学習塾のタイプには、大きく分けて3つ。集団、個別、自習型とあります。
集団には5名前後の少人数や、それ以上と、塾により色々ありますが、まずは子どもがどのタイプが向いているかを親が知るように努めましょう。
宿題の頻度チェックや、テストの出来などを、大勢の前で言われることにストレスを感じる子どもは、集団タイプの塾に通うことを嫌がる傾向がみられます。
対一もしくは対二の個別や、少人数の塾に変えることで、宿題をやらなかった子がやるようになったり、分からないところを聞くことができるようになったりと、塾のタイプだけで随分違うのです。
また、通塾自体を嫌がる子は、家で黙々と自分のペースで勉強することが好きだったりもします。その場合は、通信講座など自習型が向いていることになります。
実際に、色々なタイプの塾に体験させてみると分かり易いです。
体験で確認しておきたいこと
ほとんどの学習塾が、体験期間を設けていますので、この期間をフルに活用しましょう。
子どもが実際行ってみての感想を聞くことも大切で、一番聞いておきたいことは、先生のことです。
教えるのは人、つまり講師ですから、講師と子どもの相性、つまり子どもが教えてくれる講師に好感をもてているかをまず確認しましょう。その上で、教え方が子どもにとって分かり易いのか、その辺も確認しておくといいですね。
それから、親自身が先生に会って話を聞き、先生のパターンを把握しておきましょう。
塾の方針にもよりますが、昔ながらの詰込み型、体育会系、放任型等等…教えてくださる先生陣が、自分の家庭の教育方針に合っているのか、このあたりも確認しておくとよいですよ。