男性は結論しか言わないし、お土産話もしない
男性は何か聞かれたとき、結論しか言わないことが多いです。
何か質問をされたときも「いいよ」「だめ」「大丈夫」「うん」などたった一言だけで済ませたり、「どうだった?」と聞かれたときも、結論を伝えれば満足してしまうのです。
例えば、男性とこのような会話になったことはありませんか?
「今日の伊藤さんの送別会、どうだった?」
「普通に見送って終わったよ。」
「それから?」
「・・・それだけだよ。」
そっけない返答に「え?それで終わり⁉」と拍子抜けした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これがもし女性同士の会話なら、
「伊藤さんね、明日からカルチャースクールに通うんだって、楽しそうだったよ。カルチャースクールって面白いのかなぁ。私も通ってみようかな?」
多くの場合こんな調子で、色々な方向にどんどん話が進んでいたでしょう。
女性は要所要所で楽しい話や思ったこと、その時の気持ちなどを話に盛り込んで会話を盛り上げようとする傾向があるので、送別会でどんなことをしたとか、伊藤さんは今後こんなことをするみたいだよ、などを詳細に話します。
しかし、男性はいつもと違う出来事といっても、劇的に何か変わったことがなければ“普通の日”と捉える傾向があります。
ですから、送別会に行っても「普通だったよ」だし、レジャーに行っても「特に何もなかった」というのが多くの男性の感覚なのです。
会話を終わらせようとしたわけではなく、“普通”に答えたら会話が終わってしまったのです。
お土産話を聞きたいときは?
では、男性からお土産話を聞き出す方法はないのでしょうか?
男性は「“普通”のことなのでお土産話にもならない」と認識していたり、「改まって話す内容でもない」と判断していることは、あまり話そうとしません。
ところが、何か単調な作業をしているときなら“ちょっとした出来事”も話してくれる可能性が高くなります。
ながら作業であれば、男性の「結論のある話をしなければ」という意識が薄れるので、日常会話がしやすくなるのです。
カップルであれば2人で歩きながら。夫婦であれば家事をしながら。子育ての場合は男の子に家事をさせながら聞いてみると、いろいろと話してくれるようです。是非、試してみてはいかがでしょうか。
原作:織田隼人