土下座で周囲を慌てさせた中村倫也(中央)

 映画『アラジン』大ヒット記念イベントが18日、東京都内で行われ、日本語版吹き替え声優を務めた中村倫也(アラジン役)、木下晴香(ジャスミン役)、北村一輝(ジャファー役)が出席。ゲストとしてレイザーラモンRG、虻川美穂子(北陽)、尼神インターの誠子と渚が登場した。

 ディズニーの名作アニメ『アラジン』を実写映画化した本作は、貧しくも清らかな心を持つ青年アラジン、自由に憧れる王女ジャスミン、そして“三つの願い”をかなえることができるランプの魔人ジーニーが繰り広げる冒険を描く。

 この日は、まずアラジンに扮(ふん)したRGら、芸人たちが登場し、劇中歌の「ホール・ニュー・ワールド」を熱唱。RGが「僕はアールジン(RG)。僕の映画だと思ってここに来ました」と胸を張ると、ジャスミンの衣装をまとった虻川も「ジャスミン役の虻川です」とうその自己紹介を行った。

 続けて“本家”の中村と木下がサプライズ登場。観客が沸く中、しっとりと「ホール・ニュー・ワールド」を歌い上げた中村は「アールジンの前で歌わせていただきすみませんでした」と、“偽物アラジン”にあいさつした。

 恐縮したRGが「本当にすみませんでした!」と土下座で謝罪すると、中村もなぜか土下座で応じる展開に、周囲は「悪いのはアールジン(RG)だから」と大慌てだった。

 国内興行収入38億円を突破するなど、大ヒットを記録している本作。中村は「やはり『アラジン』という作品の持っている力が強い。時代を超えて楽しんでいただけるエンターテインメントだと思う」と改めて魅力をアピールした。