4: 年相応にふるまう、品のある人

背伸びをする必要がなくなってくるアラサー以降は、自分を偽らず無理をしない女性ほど、存在価値を増します。

若い世代の言葉遣いやファッションなどを上辺だけしたところで、チープな印象を与えてしまうばかり。

実年齢より若く見せたい欲を隠さない女性は、さらにおばさん扱いされ、軽く見られてしまいます。

実は、“価値ある女”の最終ステージに立つのは、“大人の女性”です。

大人の楽しみを知って、深めて、その年齢にふさわしく品よくふるまう女性こそが、価値を増していくのです。

5: 自分は価値ある女だと仮定してふるまう

「どうせ私なんか」という卑屈さがにじみ出ていると、周りの人はそれを鏡返しにして、待遇レベルを落としてしまいます。自分で自分の価値を貶めるようなことをしていないでしょうか。

どうしても自身の魅力に自信を持てないなら、仮定でOK。「自分は素晴らしい!」と仮定してふるまってみるのがオススメです。

自分を美人だと仮定するのは難しいかもしれないけれど、美人じゃなくても“価値ある女”と仮定してふるまうことならできるのでは?

「それだけの価値がある私」という設定で、言葉やしぐさをセレクトしていると、周りも結構納得するものです。

誤って「私は雑に扱ってもいい女ですよ」という荒んだメッセージを発している人が多いのかもしれません。他者から雑に扱われるより前に、自分を雑に扱うことをやめませんか。

本来は、どんな女性だって大切にされる価値を秘めているはずです。

もし「私にそんな価値はない」という思いこみがあるなら、歪んだ自己評価を修正すること自体に、ものすごく価値があると思いますよ。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。