「そんなに飲み会が楽しかったんだあ…」

「私に会う時間はないけど、飲み会には行くんだ……」という憤りを沸々と感じさせるであろう、このLINE。これも、彼の立場を無視していて、ちょっと自己中心的といえるでしょう。

男性は飲み会になってしまいがちですが、女性でいえばカフェや買い物など、お互いのストレス発散のために時間を使うのも、恋愛でイイ関係を続けるためには必要なこと。ですから、彼のストレス発散の場にヤキモチを焼くのは間違いです。

よりよく、末長く交際するためにも、「よかったね!よいストレス発散になった??」と返してあげるくらいがベストですよ! 彼もそれくらい余裕のあるあなたなら、もっと大事にしようと思ってくれるはず。

「誰かと一緒にいたんじゃないの?」「連絡なかったから、心配したんだけど」

両方とも、送る側の心の中には「浮気してるんじゃないんですかー?」という疑いがあることはわかりますか? 遠距離恋愛ですから、不安になるのはわかります。もし、不安があるのではあれば、このLINEで彼に本当に想いが伝わるでしょうか?

不安に思う気持ちは、ストレートに伝えましょう。冷たい言い方をすれば、赤の他人同士が付き合っているのですから、気持ちなんて言わないと伝わりません。

変な角度からLINEを投げ込むのは、喧嘩の元になりがちです。まだストレートに「不安だった」「浮気しているのかと思った」とした方が、彼もきっぱりと疑いを晴らしてくれますよ。このままでは回りくどくてめんどくさいと思われて終わりです……。

文字だけのやり取りだからこそ、ストレートに伝えること、相手の立場に立つことを意識しましょう。顔を合わせないといっても、コミュニケーションに変わりはありません。「相手が目の前にいたら、なんて言うかな?」と考えてみると、一番いいLINEを送れるかもしれませんよ。

年上男性専門の恋愛コラム二スト。ブスでいじめられた過去を持ちながら、大学時代はキャバクラでアルバイト。なぜか新人賞を受賞する売れっぷりを体験し、「世の中、顔じゃない」と悟る。付き合った男性の90%は、なぜか歳の差10歳以上。彼氏=足長おじさん時代から、ようやく脱出し、現在“真面目な恋愛”を勉強中です。2016年にKindle本を出版予定。