2015年には30年ぶりとなる新テレビシリーズが放映されるなど、根強い人気を誇る『ルパン三世』シリーズ。その主要キャラである「ルパン」「次元大介」「石川五ェ門」「峰不二子」「銭形」の5人を、日本の伝統的なアート「浮世絵」で描いた木版画が発売されます。
最新版のキャラクターデザインを元に「ルパンワールドと和」を融合させた作品となっており、それぞれのトレードカラーやイメージに合わせてアレンジされた和装で描かれているのが特徴。大きく肩を出した花魁風の不二子ちゃん、十手をグッと構えた銭形のとっつぁんなど、じっくりと眺めたくなるような魅力的な姿が描き出されています。
浮世絵を手がけるのは伝統の木版印刷技術を受け継ぐ明治創業の老舗「竹笹堂」。すべて職人による手作業で作られるそうで、キャラクターの名前や題字は数多くの企業・ブランドの筆字ロゴを手がけている作家・荻野丹雪さんによる書き下ろし。そして、浮世絵を刷り上げる和紙は人間国宝の九代目岩野市兵衛さんによる「越前和紙」が使用されているそうです。
2016年2月3日から8日まで、伊勢丹新宿店で開催されるイベント「LUPINISSIMO IN ISETAN 2016」の会場で先行販売が決定しており、期間中に数量限定で購入申し込みを受け付けるそう。
各キャラごとに描かれた大判(340mmx220mm)の価格は6万4800円(税込)。原作者のモンキー・パンチさんの直筆サイン入り5枚セットも用意されており、価格は54万円(税込)。
さらに、ベネチアの街を流れる川の上を舞台に、ルパン一味と銭形警部の追跡劇を描いた特判(340mmx520mm)も用意されており、こちらの価格は16万2000円(税込)となっています。