バイヤーが質の良い商品を吟味して買い付ける方針を貫くことで、「こだわり&高品質」というブランドイメージを確立しているスーパーマーケット・成城石井。惣菜、生鮮食品、ワインなど、幅広いジャンルのハイクオリティな商品が、リーズナブルな価格で購入できます。
また、セントラルキッチンと呼ばれる自社工場で、経験豊かな調理人がパンや惣菜、スイーツなどの調理や商品開発を行なっているのもポイント。中でも、パティシエが手作りにこだわっている自家製のスイーツは、主力ジャンルのひとつでもあるのです。これらの自家製商品が気に入って成城石井に通っている……という方も多いのではないでしょうか。
ということで、今回は成城石井のバイヤーに、プライベートで買うほどおいしい自家製スイーツを4つ教えていただきました。一度味わえば、きっとリピートしたくなりますよ!
成城石井自家製 北海道えびすかぼちゃのパンプキンプリン 290円
トップバッターは、北海道産のえびすかぼちゃのペーストに、生クリームや卵を加えた濃厚なプリン。なめらかな舌触りと、しっかりした食感が、かぼちゃ本来のやさしい甘味を引き立てています。カラメルソースのほろ苦さも、飽きがこないポイントですね。
「夏にかぼちゃ?」という反応が返ってきそうですが、こちらは通年販売の商品。とはいえ、発売当初は秋限定商品でした。つまり、それほど人気だということ。季節限定だった当時、バイヤーは「毎年秋になるのを心待ちにしていた」といいます。
「通年販売になってからは、少し疲れたときによく食べています。かぼちゃを食べているかのような濃厚な味わいが楽しめて、固過ぎず柔らか過ぎない絶妙な食感に職人技を感じています」
かぼちゃのスイーツを通年で、しかも1個290円というお手頃価格で食べられるなんて嬉しいですよね。かぼちゃ好きの方は、特に見逃せない商品と言えるでしょう。
成城石井自家製 モーモーチャーチャー 399円
SNSでもファンが多いことで知られるマレーシア生まれのデザートを、成城石井風にアレンジした商品がこちら。2015年に発売されるや否や、そのユニークな名前の響きと珍しいビジュアルが注目され、翌年の「お弁当・お惣菜大賞2016」では特別賞を獲得しました。ちなみに、モーモーチャーチャーとは「ごちゃまぜ」という意味。
甘いココナッツブラマンジェに、カスタードのようなアングレーズソースをかけ、さつま芋甘露煮、栗豆かのこ、赤えんどうかのこ、自家製の羽二重餅をトッピングして出来上がり。おいしい食べ方は、その名の通り「ごちゃまぜ」にすること。食べる前にかき混ぜることで、ココナッツブランマンジェがトロトロになり、トッピングとよく絡むのです。
「甘いココナッツブラマンジェと、和風のトッピングの甘かったりしょっぱかったりする味わいの融合が面白くて好き」とバイヤー。「個人的に一番好きなトッピングは、もちもち食感がたまらない自家製の羽二重餅。ボリュームたっぷりなので、朝ご飯に食べることもあります」
夏場は食欲が落ちる、という方も多いはず。そんなこの時期の朝食に、モーモーチャーチャーを試してみては?