新人形劇「ガラピコぷ〜」は宇宙が舞台!
2016年1月28日に行なわれた会見では、現行人形劇『ポコポッテイト』の終了と、新人形劇『ガラピコぷ〜』の開始が発表されました。
『ガラピコぷ〜』は、私たちの暮らす宇宙とは別の宇宙に浮かぶ、水と緑が豊かな惑星「しずく星」を舞台に、好奇心旺盛でダンスが得意なハリケーンウサギの女の子『チョロミー』、後頭部のハートがかわいい! 引っ込み思案なオオカミの男の子『ムームー』、ヒートアップすると臭いガスを出す他の惑星からきた探査ロボット『ガラピコ』の3人が、友情を育む物語です。
『チョロミー』の声は、『プリキュア』シリーズの歌唱や『シルバニアファミリーショー』『うたっておどろんぱ!』でうたのお姉さんを務めた吉田仁美さんが担当。
『ムームー』は、実写ディズニー作品の吹き替えでお馴染みの冨田泰代さん、『ガラピコ』は、映画『ベイマックス』でベイマックス役をされた川島得愛さんが声優を務めます。
新キャラクターなのに「懐かしさ」を感じるわけ
『ガラピコぷ〜』は、『おかあさんといっしょ』の人形劇コーナーの13代目となる作品です。
歴代の人形劇
- 『ブーフーウー』(6年半、1960年〜1967年)
- 『ダットくん』(2年半、1967年〜1969年)
- 『とんちんこぼうず』(1年半、1969年〜1971年)
- 『とんでけブッチー』(3年、1971年〜1974年)
- 『うごけぼくのえ』(2年、1974年〜1976年)
- 『ゴロンタ・トムトム・チャムチャムと遊ぶ』『ゴロンタ劇場』(3年、1976年〜1979年)
- 『ブンブンたいむ』(3年、1979年〜1982年)
- 『にこにこ、ぷん』(10年半、1982年〜1992年)
- 『ドレミファ・どーなっつ!』(7年半、1992年〜2000年)
- 『ぐ〜チョコランタン』(9年、2000年〜2009年)
- 『モノランモノラン』(2年、2009年〜2011年)
- 『ポコポッテイト』(5年、2011年〜2016年)
- 『ガラピコぷ〜』(2016年4月4日〜)
ロボットがメインキャラクターとして登場するのは本作が初めてですが、『ガラピコぷ〜』に親しみや懐かしさを感じる方もいるのではないでしょうか。
おかあさんといっしょをみて育った私にとって、動物をモチーフにした元気な女の子と気弱な男の子のキャラクターといえば『ドレミファ・どーなっつ!』に登場する双子のプードル『みど』『ふぁど』。
16〜32年前に放送された人形劇『にこにこ、ぷん』『ドレミファ・どーなっつ!』も、地球ではない惑星にある、にこにこ島・どーなっつ島を舞台にした物語です。
現行人形劇『ポコポッテイト』も、ぽてい島で過ごす動物をモチーフにしたキャラクターたちの物語で、子どもの頃にみた人形劇を思い出し、思わず頬が緩むようなあたたかさがあります。
近年の『おかあさんといっしょファミリーコンサート』では、『にこにこ、ぷん』『ドレミファ・どーなっつ!』の頃に耳にしたキャラクターが歌う楽曲を『ポコポッテイト』の面々がカバーすることもあり、人形劇が子どもと大人が一緒に楽しめるファミリーエンターテインメントであることを実感しました。