恋活・婚活中の皆さん。突然ですが、「サシ飲み・合コンセッティング」サービスをご存知ですか?
その名の通り、1対1でのサシ飲みや複数人での合コンをサービス運営側がセッティングしてくれるという、超ラクちんなサービスです。
さまざまなサシ飲み・合コンセッティングサービスがありますが、筆者は結婚相談所大手IBJが運営する「Rush」を利用しました。過去にいろいろな恋活・婚活アプリを試してきたなかで、とてもいい仕組みのサービスだなと感じたので、個人的な体験記をお届けします。
お互いに顔を知らないまま会うのがいい
恋活・婚活サービスといえば、OmiaiやPairsなどのアプリを思い浮かべる人が多いと思います。恋愛対象となる相手の“顔”を見て、好みの相手を選べるのが、大きな特徴です。でも、実際に会ってみたら、「あれ…なんか写真と違う」と感じることも。
それはお互い様かもしれません。ただ、より良い相手からオファーが来るように、あるいは理想の相手にオファーを受けてもらえるようにと考えると、プロフィール写真に「盛り写真」を設定してしまうのも無理のないこと、といえます。
一方、Rushはプロフィール写真の登録がないため、お互い事前に写真を見ることができません。代わりに「似ている芸能人」を選択する仕掛けになっています。たとえば「へえ。妻夫木聡さんみたいな、笑うとかわいらしい感じなのかな」などと想像し、当日に臨むことになるのです。
似ている芸能人はあくまで雰囲気や一部のパーツが似ている、という理由で選んでいるものなので、ほとんど参考にはなりません。ただ、悪印象を抱くようなタイプ、不愉快だなと感じるタイプと出会うことはなかったです。
初回デートまでのやりとりがないのがいい
Rushではプロフィール登録後(10〜15分で登録できると思います)、自ら気になる相手にオファーしたり、来たオファーを承諾したりして、マッチングした後は日程調整し、男性がマッチング料を支払うと、食事に行く店が手配されます。店はこちらが希望しているエリアの中から選ばれます。
日程調整〜マッチング料支払い〜店予約という一連の流れはすべて、Rush運営側が行ってくれます。この間、相手と直接メッセージをやりとりすることはありません。万一、日程を変えたい、キャンセルしたい、といった事情ができると、運営側に連絡を入れて調整してもらうことになります。
つまり、相手と初回デートで対面するまで、相手の連絡先も知らなければ、やりとりすることも一切ないのです。会って初めて、お互い気に入ればLINEなどを交換する仕組み。個人的には、相手と会う前にダラダラとメッセージをやりとりするのが負担になるので、このサービスは画期的だなと感じました。