悪夢を見てしまう主な原因は……
そもそも人は、どうして悪夢を見るのでしょうか? 考えられる可能性を田中さんに挙げていただきました。
「やはり心理面のストレスの影響は大きいです。私のサロンのクライアントの皆さんも精神状態が不安定な時ほど夢見が悪いということをよくおっしゃいます。
もうひとつの原因は眠りが浅いことです。また、体調面も関係があります。
医学的なことは、私は医師ではないのでハッキリとは言えませんが、皆さんのお話を総合すると、やはり気持ちと体がリラックスできていない状態は悪夢に関係していると思います」(田中さん)
となると、まずは体調をしっかりと整えて、ストレスを極力溜め込まないことが、悪夢を撃退する方法になってきそう。ちなみに心理的ストレスを少なくするには、具体的にどうしたらいいのでしょうか……?
「自分のストレスが何なのかが分かっている方は、その問題をきちんと受け止めることから始めてみてはいかがでしょうか? 例えば人間関係がストレスとなっているのなら、『明日は○○を改善してみよう』とか。
自分ができることを一つだけでも見つけてあげると、気持ちへの負担が違います。気づかず無理をしている場合もあるので、悪夢を見たら毎日をどう過ごしているのか、見直す機会にするのもオススメです」(田中さん)
もしかしたら悪夢は、体が無理していることを教えてくれるサインなのかもしれません。
余談ですが、油ものを食べたら3時間は空けてからベッドに入るのも、要注意ポイントとのこと。筆者も寝る前に食べると悪夢を見やすい傾向にあるので、心当たりのある方は用心して。