表に立たせていただいている以上、最良のものを見せるしかない

――Negiccoをウレぴあ総研で追いかけて5年になりますが、毎回新しいテーマが出てきますね。ベテランだけれど、慢心していない、というか…。

Kaede「でも、まだまだ完璧なものを見せられていないし、周りからもそう言われてます。自分たちでもすごくわかっています。

ただ、表に立たせていただいている以上、今できることを全部、最良のものを見せるしかないって思うんです。」

――その謙虚さがNegiccoらしいですね。

Kaede「それに、今はバンドさんに引っ張っていただけているんです。一生懸命演奏してくださる皆さんに、もっとお返ししたいって思っているんです。」

Negiccoすごいね!って言われるようにならないと、ステージにいる意味がない

――本当に凄腕のプレイヤーが揃ったバンドですもんね。

Kaede「すごいメンバーのバンドさんが私たちについてくださって、私たちに良いプレッシャーを与えてくれるんです。

バンドさんがすごいのに、メインであるはずの私たちが伸びていなかったら、絶対いいステージにならないじゃないですか。私たちがレベルアップしないとって思っています。」

――バンドさんの存在が、Negiccoの伸びしろをさらに引き出してくれているようですね。

Kaede「最初にフルバンドでステージに立った時に、全然バンドに負けているよって言われたこともあるんです。バンドがすごいね!って言われているだけじゃ、意味がないんです。

Negiccoもすごいね!って言われるようにならないと、ステージに立っている意味がないと思っています。だから、今はバンドさんに負けない歌声を作りたいと思っているんです。」

中野サンプラザに向けて、必死に毎日毎日頑張るしかない

――その集大成が中野サンプラザになるわけですね。

Kaede「中野…。私たちは中野サンプラザに立てるレベルじゃない!どうしよう?って言ってました()。年始ぐらいにも、全然間に合わないよ!って。でも、必死に毎日毎日頑張るしかないな、って思っています。」

――中野に向けて、という意味でも、今日のステージ頑張ってくださいね。

「今日はセットリストを私が組んだんです。当時のセットリストを探して、その時にやっていた曲も入れました。昔の曲も入れたい!って思って…。ぜひ、楽しんでくださいね!」

――ありがとうございます!楽しみです!

開演前にお話を聞かせてもらったこちらのインタビュー、実はリーダーのNao☆さんが体調不良で、後日改めて、ということに。何度もNegiccoのインタビューをしていますが、これは初の事態。かなり心配になりつつ、ライブ開始時間が近づきます。ステージに急ぎましょう!