ノンフィクション絵本を取り入れる際の注意点
2~3歳くらいから取り入れていくのがおすすめのノンフィクション絵本ですが、最初から、”知識を教えるため”とか、”すぐに役に立つためになる本”とは考えないでください。ノンフィクション絵本を通して、身近なものの疑問に気づいたり、いろいろなものに興味を持つ、など、親子で楽しむことと第一に考えるとうまくいきます。
親子で楽しめる! おすすめノンフィクション絵本4選
月刊かがくのともシリーズ
福音館書店のかがくのともシリーズ。こちらのシリーズは、「上手に事実を伝えてくれる。」と林さんも絶賛しています。テーマは、子どもたちに身近な動物や植物、モノ、現象なので、興味を持ちやすいです。意外と大人も知らないことが多く、様々なモノに対する視点が変わる本です。こちらは、5~6歳向けですが、3~5歳向けのちいさなかがくのとももありますよ。月刊誌ですが、バックナンバーの購入も可能です。
仕掛け絵本図鑑 動物の見ている世界
動物の目の部分をめくると、動物たちの見ている世界はどんな感じというのを知ることができる仕掛け絵本。色が鮮やかでなかったり、ぼやけていたり、全く見えていなかったり、真後ろまでよく見えていたり。動物や昆虫の見ている世界がこんなに違うとは、新鮮な驚きです。驚きの仕掛けがいっぱいで、親子で楽しめること間違いなしです。
しぜんとかがくのはっけん!366
1冊の中に、自然科学の全14ジャンルである動物、植物、虫、魚、宇宙、地球、体などが全て入っている絵本。幅広く様々なことに触れられます。興味を持ちそうな内容を簡潔な文章とわかりやすい写真やイラストでおもしろく解説しているので、大人の方が夢中になってしまいそうです。子どもが何に興味があるかわからない場合に最初に触れる絵本としてもおすすめです。
さわって学べる算数図鑑
足し算、掛け算、分数、図形や立体など、算数に関する様々なことを体感できる絵本。こちらも仕掛け絵本になっているのですが、幼児におすすめなのは、図形や立体の部分。目で見て、実際に触ったり展開図を組み立てたりすることができるので、算数センスが身につきます。絵本を大事に扱えるようになったら、おすすめです。
いかがでしたか?
小学校への学びに繋げるために、親子でノンフィクション絵本を楽しんでみてくださいね。
<取材協力>
林智代乃:英語が苦手ママでもできるバイリンガルの育て方講師
幼稚園教諭・児童英語講師・海外現地幼稚園での研修を活かし、バイリンガル子育てを実践する1児のママ。日本語メインの生活の中、自身の子を1歳半には言いたい事を独力で日英どちらでも文章立てて言えるバイリンガルに。その方法をママたちに伝えるセミナー等をしている。
日々、ブログ英語が苦手ママも「英語絵本と歌で」できる!バイリンガルの育て方 にて情報を配信中。