「タロ猫さんの育児通信 お父チャンネル」相澤タロウイチ

在宅でイラストレーターの仕事をしている著者による、イクメン子育てマンガです。動物のキャラを使った、ギャグマンガタッチの過激な表現で楽しませてくれます。

ちなみに奥様は、リラックマで有名なイラストレーターのコンドウアキさん。本作に登場する際は、優しい妻のほかに、「おしおき仮面」という怖い一面を見せています(これが、リラックマとかなりギャップがあって面白いのです)。

旦那からみれば、子育て中のママってこんな感じだよというのを知る上でも貴重な資料かもしれません(笑)。

もちろん著者は在宅仕事という、ほかのパパとは異なる面を持っているため、子育てにここまで参加できるのですが、本作に書かれている内容はパパにも読んでもらいたいものです。
きっと苦労すればするほど、子どもって愛おしくなるのがわかるはず!

「おかあさんの扉」伊藤理佐(妻)&「まんが親」吉田戦車(夫)

「やっちまったよ一戸建て!!」をはじめとする自身の生活を赤裸々に、かつ笑い満載に描く作風で多くのファンを持つ伊藤理佐。「伝染るんです。」「ぷりぷり県」など唯一無二の世界観を持つギャグ漫画家・吉田戦車。
大人気漫画家の夫婦が、それぞれの視点、それぞれのタッチで一人娘の成長期を競作しています。

もともと、絵のタッチも、マンガの世界観も異なる二人なので、これが同じ子どものことを描いた作品なのかというのが素直な感想。

伊藤理佐が愛情たっぷりなのに対して、吉田戦車の視点はどこか客観的という印象。それは、そのまま父親と母親のスタンスの違いなのかもしれません。

ともに長期連載の為、成長期としてもじっくり楽しめます。どちらも最初はちょっと真面目ですが、感を重ねるごとにギャグにエンジンがかかってきています。
交互に読んで、子育ての面白さを堪能しましょう。

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。