結婚当初は甘~いムードだったのに、だんだん旦那さまに甘えることが減ってきていませんか。
いい大人なんだから、人に甘えたり頼ったりすることが何だか情けないような気がしてしまう、という女性のかたもいらっしゃるのではありませんか。さらに、子どもができて自分が甘えられる役に回ると、「いまさら頼れない」という思いにとらわれてしまうかたも多かろうと思います。
しかし男性にしてみれば、妻が家事も育児も何でも一人でこなしていると、自分の身の置きどころがないように感じてしまうのだとか。「オレがいなくても大丈夫だろう」と思われてしまうと、夫婦仲が心配です。
時には甘えることがあってもいいのです。恋人同士だったあの頃を、ちょっとだけ思い出してみて。
そこで、久しく甘えていないな…というしっかり者の妻たちに捧げる、夫に甘える方法です。夫婦生活を充実させるために、ぜひお役立てのほどを。
夫の出番を作ること
甘えるといっても、人前でベタベタしたり媚びるような口調で話したり、という意味ではありません。それだと単に気持ち悪いだけです(笑)。
甘えとは、なんでもかんでも自分でやってしまわず、人に何かをまかせること。人の好意をあてにするという部分もあります。自立した女性にとっては苦手意識がはたらいてしまうのも、むべからぬことですね。
しかし、こう考えてみてはどうでしょう。自分が甘えれば、夫の出番を作れるのだと。ちょっとした役目をふったほうが、彼の見せ場が生まれます。旦那さまには、自分が妻に受け入れられている、認められていると実感できる、そんな出番が必要なのです。
適度に甘えれば妻はちょっぴりラクができるし、夫も気持ちが満たされて幸福感が上がることでしょう。夫婦関係は、持ちつ持たれつ、です。
簡単なことでも頼んでみよう
甘えるって、具体的には何をしたらいいのか忘れてしまった……というかたへ。
まずは、「そんなこと、一人でできるでしょ」と自分でツッコミたくなるような簡単な作業で、夫の力を借りることから始めてみませんか。
たとえば「暑いから、エアコンの温度を下げてほしい」。正直、自分でリモコンを触ったほうが早いのだけど、夫にしてもらいましょう。
「ティッシュを1枚とってくれる?」なんてのも。箱からティッシュを引き出す程度では、力仕事でもなんでもないけれど、夫にお願いしちゃいましょう。
簡単なことでも、相手にしてもらう。自分でできることでも、してもらう。
これぞ、甘えです。