2016年5月27日にDVD&BDが発売されるアニメ映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』の舞台地・茨城県大洗町のスポットを、ガルパンにドハマりしちゃっているライター2人が巡る“聖地巡礼”の旅行記。
第3回では、ガルパン巡礼者お馴染みのスポットを巡りつつ、パネル探しも楽しみながら、さらには宿泊の様子などもお届けします。
街中のキャラパネルから聖地巡礼者お馴染みの温泉、そして宿泊も
第1回、第2回では『ガールズ&パンツァー 劇場版』の舞台となったスポットを巡りましたが、その途中に出会ったガルパンのキャラクターたちのイラストパネルもたくさん発見できました。
ガルパンのパネルは「西住みほ」たち大洗女子学園の面々だけでなく、黒森峰女学園やプラウダ高校といったライバル校、さらには劇場版に登場した知波単学園や大学選抜チームなど、アニメに登場したほぼすべてのキャラクターのパネルが街のいたるところで聖地巡礼者を出迎えてくれます。
だい:あ、アンチョビのパネルがありますよ。
haru:ドゥーチェ!ドゥーチェ!
だい:もっと近くでみましょうか。
haru:ドゥドゥーチェ、ドゥ!
だい:ガルパンおじさん特有の言語能力低下やめましょう。
たとえばこちら。我らが偉大なるドゥーチェ、アンツィオ高校・アンチョビのパネルが飾られた「山戸呉服店」。ここはまさにアンチョビファンの聖地のような場所になっており、たくさんのアンチョビグッズやイラストが店の一角に展示されています。
グッズは店を訪れたファンたちが寄贈したもので、その数たるや凄まじいものです。これを見るだけでも町を巡る楽しみになりそうです。
haru:あぁ〜、我らがドゥーチェはこんなにも愛されているんじゃぁ〜。
だい:劇場版でも大活躍でしたね〜。
haru:あの勝利はドゥーチェの可愛さがあってこそだと思うな、私は。
だい:あっはい。
大洗女子学園・佐々木あけびのパネルが展示されている「ジョイショップタグチ」では、おもちゃ屋さんということもあってか、戦車模型やフィギュアなどが店頭のディスプレイスペースに丁寧に並べられていて、非常に見ごたえがあります。
キャラクターのパネルには担当声優のサインやメッセージが書き込まれているものもあって、そういったものもじっくり見ていくと1日かけてもまわりきれないかもしれませんね。
ちなみに、大洗の観光サイトで地元有志(おじいちゃん)が作成したパネルハンティング用マップが公開されているので、街巡りをするときに活用してみては。
haru:うわあああああああああ!秋山殿ぉぉぉぉぉぉ!
だい:秋山殿ー!
haru:このパネル、売ってくれないかな。
だい:いや、さすがにそれは…。
haru:違いますよ。某英霊が召喚される作品みたいに公式グッズとしてね。
だい:あー、なるほど。公式グッズとしてですか。
パネルを見て強く感じたのは、パネルに対する店主の愛。綺麗にされているだけでなく、展示方法もお店ごとにこだわりがあって、どのお店もパネルを非常に大事にされていると感じました。
今回はできませんでしたが、次回大洗へ行く際は、店主とガルパン談義を楽しむというのもありですね。ちなみにパネルですが、キャラクターだけでなく「IV号戦車」「マウス」など戦車パネルも各所に設置されているので、そちらもぜひ探してみてください。
haru:なんかさ……。
だい:どうしたんですか?あ、西隊長だ!
haru:こうしてシャッター越しに見てるとさ、投獄された私を西隊長が励ましにきてくれてるっぽい感じ。あるよね。
だい:思い当たる節があるんですね? 悔い改めましょう。