上手なセルフカットのしかた(1)

女の子は特に、髪の毛が細くて柔らかい場合が多いです。そのため、コームでいきなり髪の毛を梳かしてしまうと、絡まったり静電気が起きて、髪の毛が動きやすくなり、切りにくくなります。

そこで、スプレイヤー(霧吹き)の出番!スプレイヤーの中に入れる水の中には、少しだけリンスもしくはトリートメントをいれたものを吹きかけるようにしてください。

たったこれだけで、無理に引っ張ることもなくコームでスムーズに髪の毛を梳かしてあげることができるんです(木村さん)

上手なセルフカットのしかた(2)

女の子の髪の毛を切る時には、とにかく静電気に悩まされること多しだと思います。

そこで、静電気防止コームやブラシなどを使うようにしてください。意外にこれだけでも、すごく髪の毛のカットがしやすくなるんですよ。

そしていざカット!カットする時には“ハサミは立てて使う”。これをとにかく徹底して切ってみてください。

特に後ろ髪と前髪を切るときには、必ず真っ直ぐに下に伸ばした状態で、ハサミを毛先に立てるようにして切ります。

立てて使うだけで、パツパツの髪型にはならないんですよ。あとは、沢山切ろうとせず、少しずつ切るようにしてください(木村さん)

女の子のショートカットは、男の子編をぜひ参考にしてくださいね。

【取材協力】木村旭宏さん
名古屋市の人気美容室『美容室Hair&Make Liel』オーナー。美容師としてサロンワークを行う中、雑誌等メディアで活躍するヘアメイクアーティスト。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11