入れるものには気をつけたいお弁当の具材
1:お弁当には避けたいもの
・混ぜ物
白米よりもチャーハンやケチャップライス、ピラフ、炊き込みご飯はお弁当に入れると彩りよくなりますよね。
しかし、米・小麦・豆・野菜などの農作物・穀物などの調理済み食品には食中毒が発生しやすい栄養分や水分が多く、さらに、これらに繁殖する菌は熱にも強いのです。さらに、冷めたときには急増するので、お弁当には避けたいですね。
・水分の多いもの
彩りとしていつもは活用できる煮物やお浸し、夏野菜や果物は水分が多く、食中毒菌を繁殖させる元となってしまいます。この時期は避けるようにしたいもの。
・生もの、半熟のもの
多くの食中毒菌は75℃以上で死滅するものが多いので、加熱をしたものをおかずにするといいですね。
生のものや半熟のものは食中毒菌が元気に生息できてしまいます。特に卵焼きのようなものを半熟にしなで、しっかり火を通すようにしましょう。
2:お弁当にオススメのもの
・殺菌作用のある食材
梅干し、わさび、しょうが、シソ、お酢などは、殺菌作用があります。ご飯を酢飯にしたり、梅干しを入れたりすることでも食中毒リスクを下げることができます。
・味付けが濃いもの
塩分や糖分を多くすると、菌が増えにくくなります。漬物や、醤油やみりんで漬け込んだお肉などをおかずに入れるといいですね。
・水分が少ないもの
水分がないと、食中毒菌は生きていくことができません。大学イモやきんぴらゴボウ、インゲンは水分が少ないおかずの代表。これらをおかずに入れるといいですね。
お弁当は温かいまま詰めてフタをすると、蒸気で水分がつき、傷みやすくなります。しっかりと冷まして詰めることも忘れずに!
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