安全なお弁当の保管

1:持ち歩き

常温で長時間持ち歩くと食品は傷みやすくなります。保冷バックや保冷剤を入れて低い温度を保って運ぶようにしたいもの。

保冷剤を入れる際は、溶けてくると出る水分に気をつけましょう。その水分がお弁当箱に入らないよう、ビニール袋やハンカチに包んで入れるといいですね。

保冷剤を入れたとしても、常温で2時間程度が保冷できる目安です。

2:涼しいところに保管

一般に15℃~40℃が食中毒菌は生育しやすく、35℃前後ではよく増殖してしまいます。冷蔵室は5℃以下、野菜室は約5~7℃ほどなので、冷蔵庫がある場所では、冷蔵庫保管をするようにしたいですね。

冷蔵庫がない場所では、冷房がかかった場所、またはクーラーボックスを用意してその中に入れておくと、食中毒リスクを下げられます。

いかがでしたか。子供や旦那さんが楽しみにしているお弁当。食べるときに手を洗う、変な匂いがしたら食べないことも伝えておくと安心ですね。

食中毒菌は、お弁当では水分、温度があると生育してしまう条件が揃ってしまいます。 極力食中毒リスクになることは避け、安心なお弁当作りをしてくださいね。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。