映画『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』の公開初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、窪田正孝、飯豊まりえ、山崎紘菜、稲葉友、耶雲哉治監督が登壇した。

 本作は、1990年代に人気を博した惣領冬実氏の少女漫画『MARS(マース)』を映画化。人を愛する切なさと苦しさ、素晴らしさを描いた、キュンとして泣けるラブストーリー。光と影の二面性を持つ高校生・樫野零を藤ヶ谷、零の中学の同級生で死んだ弟の親友だった桐島牧生を窪田が演じた。   

 映画のテーマにちなんで「最近泣いたことはありますか?」と聞かれた飯豊は「つい昨日なんですが、今日の映画公開に当たって半年前の撮影を思い出し、楽しかったなぁと感慨深くなり、マネジャーの目の前で泣いてしまいました。人生で一番楽しかったです」と語った。

 また「最近キュンとしたことはありましたか?」と聞かれた藤ヶ谷は「昨日、電波ジャックかと思うぐらいに、いろいろな所にお邪魔したんですが、窪田くんが、映画には出てこないのに『犬や猫がたくさん出ます』と話していて、(それを聞いて)なぜかキュンとしちゃったんですよね」と答えた。

 これを受けて窪田が「僕は藤ヶ谷くんの鼻筋が好きで、なんだこのきれいな鼻筋は!と思いながらよく見ています」と明かすと、会場は笑いに包まれた。

 一方、山崎が「喉の調子が悪い私のために監督がポケットに蜂蜜を用意してくれていることです」と答えると耶雲監督が山崎に蜂蜜をそっと渡す一幕も。

 その後、登壇者に内緒で作られた映画内に出てくる砂の城を模したケーキが運び込まれると、登壇者から「聞いてないんだけど、すごいじゃん!」と驚きの声が飛んだ。