撮影:小林裕和
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藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)と窪田正孝さんのW主演で話題の『MARS(マース)~ただ君を愛してる~』がTVドラマに引き続き映画化。6月18日より公開中です。

今回は藤ヶ谷さん演じる樫野零の親友・木田達也役、稲葉友さんにインタビュー。映画では晴美(山崎紘菜)に恋心を寄せる達也!稲葉さんの恋愛観やキャストのイメージ、映画の見所まで聞いてきました!

撮影現場では藤ヶ谷太輔が無茶ぶりしてくる(笑)

――映画では晴美と達也の関係性も少し変わってきているのかな、と思いました。

稲葉:気付きました?こっそりやってたんですけど(笑)。サイドストーリーなので。メインのストーリーが重いので箸休めとして楽しんで貰えるといいです。

――撮影現場での藤ヶ谷さんや窪田さんの印象を教えてください。

稲葉:2人ともそれぞれ全然違うタイプの人でした。藤ヶ谷くんはすごく気遣いの人で、常に周りを見て、空気を盛り上げたり引き締めたりしてくれる方。僕とは役としての関係もあるので、たくさんコミュニケーションをとってくれました。本当に「あ、主演って感じだな」って人ですね。

窪田くんは、逆に吸引力がある人というか。引っ張っていく、統率力とかではなくて、佇まいで惹きこんでいく、芝居で連れて行ってくれるみたいな。現場に窪田くんがいるだけですごく安心するし、ご本人はお話したらとてもほがらかな人で。僕は劇中での絡みはあまりなかったですけど、現場で会えばいろいろな話をさせてもらいました。

――例えばどんな会話をされたんですか?

稲葉:窪田くんとは、生い立ちがすごく似ていて。地元が神奈川で男3兄弟の末っ子。小学校は兄貴2人と同じ野球をやってたんだけど、お兄ちゃんと一緒のことは嫌だったので中学からはバスケやる、みたいなところまで一緒なんですよ。だからすごく親近感が湧きました。

藤ヶ谷くんは、「へー!」って言ってしまうような興味を引くエピソードトークが多くて、いろんな話をしてくれました。あとは無茶ぶり。撮影現場では僕は達也って呼ばれていて、「達也なんか面白いことねーかな?」って、周りのみんなに聴こえるように言うんです。それで注目が集まったところで「地獄だな」って思いながらやるんですけど、藤ヶ谷くんも別に笑ってくれなかったり(笑)。そうやってイジってコミュニケーションを取ってくれて、僕の現場の立ち位置を作ってくれたので、居心地がよかったですね。