3.信頼を積み重ねるコミュニケーションを目指そう

繊細な人は、自分の選択や行動に自信を持てず、相手の反応が予想通りでないと「間違えた」と思いこんで殻に閉じこもることがあります。

それは、相手ではなく自分を信じられないから。「お店選びに失敗した自分」を強く意識するので、そこから気をそらすには選んでくれた気持ちに寄り添う、共感する姿勢を見せることで「こんな自分でもいいんだ」と思わせるのが大切です。

お店を出たあとで、「ちょっと店員さんがギスギスしていたね」などふたりで軽く笑い飛ばせる瞬間が、男性のプレッシャーをはねのけます。

「あそこのカフェでコーヒーでも飲まない?」と新しい提案ができること、ふたりで過ごす時間に変わりはないと実感することで、女性への信頼を強く持ち、また自分自身を前向きに認められるきっかけになります。

繊細な人は、勇気を持てず愛情を見せられない、また受け止めてもらえないと思うとすぐ引っ込めることがありますが、女性に対して信頼を持てばそんな自分を隠さなくなります。

それは男性にも信じたい気持ちがあるからで、女性といい関係を築いていきたいのが本心だから。その自分を拒否されるのが怖いので、なかなか心を開けず上手なコミュニケーションが取れませんが、自分も相手も信じられるという心を持てば行動もポジティブな関わり方に変わってきます。

信頼を積み重ねるコミュニケーションは、男性の気持ちに共感することから。認めてあげることが、何よりも男性の心を開くきっかけになるのだと心得たいですね。

「好きになった人が繊細で傷つきやすく、デートがうまくいかない」というような声を耳にしますが、心が敏感になるのはそれだけ女性に関心を持っている証拠であり、好意があるのと同じだけ嫌われたくないと思うのが男性の本音です。

こちらが気を使うばかりで疲れそうと思うかもしれませんが、こんな男性は自信を持てると本当は自分からも積極的に関わりたい気持ちを隠さなくなるので、お互いを知っていく機会を楽しんでみてくださいね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line