無理して作るほどではないけれど、できてみるとやはり心強い、“ママ友”の絆。

だけど、せっかく仲良くなったと思った頃、「大事な話があるの。実はね……」と話をもちかけてきて、聞けば宗教やビジネスの勧誘という、困ったママが混じっていることも。

ママ友相手に何かを断るのって、どうしてこう気が重いのでしょう。だけど、勇気を出して「No!」を伝えるのが、自分の身を守ることになります。

今回は、ママ友からの勧誘を角が立たないようにお断りする方法を、ご紹介します。

三大“勧誘系”トラブルはコレだ!

参考にするのは、近藤珠実著『感じのいい断り方、言いにくいことの伝え方―お母さんのためのおつきあい講座』

この本をざっと見るだけでも、ママたちの世界にはお断りしたいことが山ほどあるのだな~と、驚きます。頻繁なランチ会、強引な自宅訪問、プライバシーの詮索、干渉ほかモロモロ……。

中には、一度でも「うん」と頷いてしまうと、深刻な事態に巻き込まれかねないお誘いも載っています。それが、宗教、生命保険、ネットワークビジネスの3つ。

ただ、こういった“勧誘系”は、意外とよくあることだったりもします。声をかけられてもあまり動じないで、「ついに回ってきたか」くらいに、ゆったりと迎え撃つ準備をしておいてもいいのかも。

明るく、ハッキリと!

著者の近藤珠実さんが、どのような用事を断る時にも共通して送っているアドバイス、それは「明るくハッキリと」言葉を発すること。

真正面から断るのは気が引けるな~と思うと、つい、口ごもってしまいがちですね。何だか、モソモソモソ……と。

でも、あやふやな態度でやんわりと断る程度では、空気を察してなんてもらえません。あちらは何とかチャンスを広げようとして、さらにがぶり寄りになってくるばかりです。

つけこまれないためのポイントは、明快さ。爽やかな笑顔と大きな声で、迷うことなく答えを告げること。

自分にとって不要なものは、暗い顔で拒否するよりも、明るいオーラではねのけましょう。