こんにちは、主語がでかいオタクです。
オタクじゃない人から、とても純粋に「どうやってオタクになるの? 」と尋ねられたことがあるのですが、どうやってなるんですかねオタクって。
気付いたらなってたし、なんならオタクになる前は、何が好きで何をして生きていたか記憶がない人が大半だと思います。
世界にはジャンルの数だけオタクがいる。
そんな有象無象のオタク稼業の中でも、ミッキーマウスのオタク、略してミキオタはとてもコスパが良いんじゃないか、と個人的に思います。
コスパを考えてオタクになるわけではないけれど、それでも私自身ミキオタとして生きていて、コスパの良さを度々感じます。
11月18日にお誕生日を迎えるミッキーへのお祝いの気持ちも込めて、ミキオタのコスパの良さをお伝えしたいと思います。
コスパの良さ1 もうオタバレも怖くない
これはミキオタというよりディズニーオタク全般に言えることかもなんですが、私がミキオタなので、ミキオタの実体験を踏まえたお話です。
「オタバレ」とは、そのまま、「オタクがバレる」つまり「オタク」であることが不本意な形で第三者に伝わってしまうことを言います。
最近は世間がオタクに寛容になってきましたが、それもここ10年くらいの話。
それよりも前からオタクの方々は、他人様方に自分の好きなものを大っぴらに言えない、むしろバレたら困る、みたいなこともあったと思います。
別に好きなジャンルを恥じているわけではない。
むしろ胸を張って大好きだと言いたい。
でもやっぱり、いまだに世間様のオタクへの視線はそれほど優しいものではありません。
来年公開する映画だけを生きる糧に、ギリギリ人間生活を繋ぐ気持ちは、一般の方にはわかってもらえないのです。
が、しかしミキオタであるなら。
オタクする対象が、世界一のスーパースターであるのなら。
もうオタバレも怖くない。
これは私の実体験ですが、新しい人間関係を構築せざるを得ない場合、例えば行きたくない飲み会などで、初対面で相手がどういう人間なのか知るための会話のひとつに「趣味は何? 」「最近なにかハマっているものある? 」とかがあるかと思います。
別にね、言ってもいいんですよ、今ハマってるジャンル。
ただ熱意を持って話したところで、「へぇー…」みたいになるじゃん。
それで後日「あの人オタク趣味なんだって」って知らないところで言われるじゃん!
うるせー何が悪い! ラップでバトルしたろうか! ってマイクを出したくなりますが、現代社会の一員になっているのであれば、少なからず我慢しなければなりません。
それと単純に説明が面倒臭いですよね、水の呼吸がなんなのかとか説明しろって言われても難しいし。
その点に関して、ディズニー、そしてミッキーマウスのオタクはとても強いです。
上記の質問に、「趣味? ディズニーが好きなんです〜小さい頃からミッキーが好きで〜年パス持ってますよ〜」
みたいにサクッと話して、そのあとはずっと東京ディズニーリゾートの広報をすれば、だいたいその場を無難に凌げます。
他のジャンルだと一般の人には引かれがちな熱心な布教も、ディズニーの話になればそれはもはや土曜昼時の情報番組です。
しかも最初に「ミッキーが好き(程度は知らせない)」と言っておけば、デスクや身の回りのものをミッキーのグッズで固めても割と平気です、たぶん。
もちろん、最初から「ミッキーマウスは私の神であり太陽であり全てを照らす光なんです」とか言ったらそれは距離を置かれかねませんが、「ミッキーが好きなんです」とだけ言って、「こいつ何を言ってるんだ」のような反応をとられたことは、今のところありません。
「ミッキーマウス」は世間の認知度が抜群に高く、オタクであることを必死に隠すコストがかからないため、個人的にはコスパが良いです。