フロマージュ・テラ「とろとろ焼きカップチーズ」

大勢の人が行き交う「東京駅」の熱気と活気は、旅行者気分を味わうにはぴったり。ズラリと並ぶスイーツのお店を覗きながら、ときめく一品を見つけに出かけませんか。

東京駅限定のスイーツも多く、わざわざ訪れる価値は大です!

スイーツのお店の数とクオリティの高さは、もちろん帰省や東京旅行のお土産として選んで間違いナシ。取引先の手土産にしたり、仕事帰りに自分へのご褒美にしたり……。使い道はいろいろです。

駅構内なので、営業時間が朝8時~夜10時(日曜・祝日除)と長いのも東京駅ならではのメリット。

今回は数ある東京駅のスイーツの中でも、特別に“ときめく”ものを5つ厳選しました。今度行くときは以下の中からぜひチョイスしてみてください。

フォトギャラリーこの記事の写真の一部
  • 資生堂パーラー「東京カリーウィッチ 5枚入」
  • 菓匠 禄兵衛「KABUKIKIDS 抹茶」
  • フェアリーケーキ フェア「ベイクドZOO 5個入り」
  • フェアリーケーキ フェア「ベイクドZOO 5個入り」
  • フロマージュ・テラ「とろとろ焼きカップチーズ」

■1.フェアリーケーキ フェア「ベイクドZOO 5個入り」(1,600円)

菓子研究家のいがらしろみさんがプロデュースするカップケーキとビスケットのお店「フェアリーケーキ フェア」。店舗があるのは、賑やかな東京駅グランスタ内。そんな店内の工房で毎朝、ひとつずつ手作りしているというからびっくりです。

紹介するのは、ベイクドカップケーキの「ベイクドZOO」です。動物たちのお茶会が描かれたパッケージも愛らしく、受け取った瞬間、笑顔が弾けそうですね。

リボンをほどき、蓋を開けて出てくるのが、5種類の動物たちです。色もカラフルで、見た目もユーモラス! さらには、味わいも全部異なります。

ドライフルーツ、バニラビーンズ、マロン、抹茶など、素材の風味を生かした、ココロニクイ動物たちなんです。

バニラ味のパンダ
ドライフルーツが入った甘酸っぱいブタ

ひとつずつは、手のひらに軽々とのってしまう小ぶりさ。このサイズ感も愛らしさのひとつです。どれにしようか、迷う時間も友だちや家族との楽しい会話となりそうですね。

緑色のカエルをいただいてみました。抹茶ケーキのなかには小豆がたっぷり。抹茶の香りと小豆のやさしい甘さがよく合い、おいしさが口いっぱいに広がります。

小さいのに、満足感は抜群です。良質な材料を使って、丁寧に作られたことを実感できる一品です。賞味期限は、製造日より9~13日(季節により変動)。

■2.菓匠 禄兵衛「KABUKIKIDS 抹茶」(10個入り・1,404円)

エキュート東京で見つけた瞬間、目が釘付けに! 歌舞伎の隈取りのお面を蓋にするという斬新な発想とセンスに、拍手喝采したくなりませんか。

製造販売しているのは、滋賀県で創業90年以上を誇る、老舗「菓匠 禄兵衛(かしょうろくべえ)」。自家栽培のよもぎ、地元産の羽二重糯米など素材を大事に、物語性を大切にして商品づくりを続けている、こだわりのある和菓子店と聞けば、なるほど!と合点がいきます。

蓋を外すと、隈取りをデザインしたパッケージに個包装されたお饅頭が10個! 分身がいっぱい詰まっているみたいで、ワクワクします。

「KABUKIKIDS 抹茶」の誕生には、心温まる素敵な物語があります。

滋賀県の湖北地方に春の訪れを告げる「長浜曳山(ひきやま)祭り」では、子どもたちが山車の上で歌舞伎を演じるそう。隈取りなど、歌舞伎メイクも本格的で、祭りの舞台を盛り上げるのだとか。そんな子ども歌舞伎をモチーフにしているのです。

食べ終わった後は、隈取りの目の部分が透けて見えるようになっているので、歌舞伎ごっこ遊びも楽しめますよ。

濃厚な抹茶みるく餡が入った、焼きまんじゅうです。抹茶のやさしい香りがふわっと広がり、しっとりとした食感とやわらかな甘さを堪能できます。緑茶はもちろん、コーヒーにもよく合います。賞味期限は製造日より30日。