■5.資生堂パーラー「東京カリーウィッチ 5枚入」(594円)

1902年に銀座で創業した老舗レストラン・ショップ「資生堂パーラー」。モダンでおしゃれな雰囲気を、今なお感じる名店ですよね。

1928年のレストラン開業当時から代々受け継がれてきた伝統の味「カリーライス」をお菓子に閉じ込めたのが、「東京カリーウィッチ」。エキュート東京でしか買えない限定商品です。

黄色いパッケージがなんともスタイリッシュ。蓋を開けると、カレーソースの入ったソースポットが中央に描かれた個包装が並んでいました。レストランでは、カレーソースはソースポットでサーブするのがお決まり。そんな伝統をさらりと受け継いでいるパッケージデザインも見逃せません。

秘伝のカレー粉に数種類のスパイスとパセリ・赤パプリカを合わせて薄く焼き上げた生地は、香ばしくてパリッとした食感が小気味よく、ひと噛みすればスパイスの刺激が広がり出します。

やがてサンドされたクリームチーズのまろやかさと一体となり、クセになりそうなおいしさ。ミルクと一緒に味わうおやつタイムもいいですが、ビールや白ワインと一緒におつまみとしてもぜひお試しを。大人のおやつにおすすめです。賞味期限は製造日より120日。

東京駅でしか出会えない、間違いナシのお菓子5つをご紹介しました。ひと口食べれば、いずれも納得のおいしさですが、パッケージにもこだわったお菓子を厳選してみました。手土産にするなら、最初の印象も大事ですものね。見栄えがよくて、味も本格派! 渡した後に会話が弾むとうれしいですね。

編集者/ライター。出版社勤務後、フリーランスに転身。ガーデニングや料理、掃除&収納、防災、健康など、女性が気持ちよく、楽しく暮らせることをテーマに、雑誌や書籍で企画、取材、執筆を行う。考えるより「やってみよう!」をモットーに、取材で得たネタを試すのが楽しみのひとつ。おいしいものにも目がない。