放っておくと危険!オルトレキシアが引き起こすリスクとは

オルトレキシアになると、食べるものの選択肢が狭くなってしまい、他人と食事をする機会も減っていきます。

そうなってしまうと、食事の楽しみがなくなったり、人間関係が希薄になったりして、より一層、興味が健康に集中してオルトレキシアの症状が進行し、食事に対して過敏になりすぎてストレスとなり、胃腸障害栄養失調になる可能性が高くなります。

特にお子さんの場合は成長に必要な栄養分が摂れず、成長障害を引き起こすことも考えられます。また、お子さんは食事形成をする時期でもあるので、将来人間関係を狭めてしまったり、うつ傾向になってしまったりすることもありますので、非常に注意が必要です

大丈夫?オルトレキシアセルフチェック

オルトレキシアかどうか確認するために、全米摂食障害協会が作成したセルフチェック方法があります。(わかりやすい表現に変えています。)

□健康的な食習慣を送るために全く食べない食品がありますか

□食事がどのように調理されたのか、とても不安になりますか

□自分の意向と反する不健康な食事がでるかもしれないと思い、食事が出るイベントに出られないことがありますか

□きちんと食事制限をしない人に対して批判的な感情を覚えますか

□献立を考えたり食材を選んだりするのに多くの時間とお金をかけていますか

□理想とする食生活から外れると後悔したり、罪悪感を感じたりしますか

□以前は楽しめていたことに興味が無くなってきた一方で、「正しい」食事をしていると満足感を得たり良いことをした気分になったりしますか

当てはまる数が多ければ多いほど、オルトレキシアの可能性が高くなります。

他にも、栄養的には偏っていても「純粋な、質の良い」ものだけを食べる、日常の食事のために下調べや買い物、準備に1日3時間以上かける、収入の多くを健康的な食品を買うために使っているということもオルトレキシアの徴候です。

もしかして・・・と思った場合は早めに医療機関で相談するようにしてくださいね。