恋人がほしいと思っているうちは、恋人はできない――。

こんなジンクスを聞いたことはありませんか?

「彼氏がほしい!」と出会いを求めているとき、このジンクスを耳にして「え、私ってできないのかな……」と、不安になってしまった女性は少なくないはず。

はたまた「『なら、恋人なんていらないや』って、諦めの気持ちでいればいいのかな?」なんて、捉え方に悩んでしまった女性もいるのでは?

果たしてこのジンクス、どこまで信憑性があるのでしょうか……?

このジンクスはウソ? それともホント?

「『恋人がほしいと思っているうちはできない』というのは、半分正解で半分ハズレといえます」と指摘するのは、All About恋愛ガイドの今井翔さん。

今井さんは「恋人がほしい」と思うことは、恋をするうえで非常に重要なスタートだといいます。

「人間は何かを『欲しい』と思わないうちは、それを手にするためのアクションをとらないものです。ということは、『恋人がほしい』と思わない人は、ゴールに近づく可能性はとても低いわけです。

いわば、なかなか無い偶然の出会いや異性からのアプローチを待っている状態といえます。この状態が、恋人ができにくいのは明白です」(今井さん)

自分から出会いを求めなければ、恋は始まらないもの。「恋人がほしい」と思わなければ、そもそも「出会いを探そう」という気は起りにくいですよね。

「彼氏はほしいけど、出会いがない」と嘆いている女性は、自分から出会いを求めているか再度チェックしてみて。でないと、ジンクス通りに彼氏はできないままかもしれません。

「ですが同時に、あまりに強く『恋人が欲しい』と思うのも考えものです。

なぜならそういった人は、どうしても出会いの場で毛穴から『恋人欲しいオーラ』が出ているので、異性からも引かれる傾向にあるからです」(今井さん)

一方で「恋人がほしい」と、強く思い過ぎるのはNGとのこと。

これについては今井さんが、営業の場面を例にこんな風に説明してくれました。