「恋人がほしい」の思いが強すぎると……
(例)
ふたりの男性が、あなたと商談をしに来た。 ひとりは、自信満々な表情で、余裕のある営業マン。この人からは、「必ず今日、契約しないといけない」という雰囲気は感じない。
もうひとりは、今月のノルマに押しつぶされそうで「今日、絶対に契約してください!」という雰囲気が、バリバリに出ている。
ふたりの営業マンの扱う商品は同じで、知識も変わらない場合、あなたはどちらの営業マンから商品を買いたいと思うか?
「こうして例えると、誰もが『そりゃあ、余裕のある営業マンでしょ』と答えます。
では、ひとりめの営業マンは、契約をあなたから取ることを望んでいないでしょうか?
当然ながら、そんなことはないですよね。彼も営業マンとして給料をもらっていますから、契約が取れるほど良いでしょう」(今井さん)
積極的に出会いを求める姿勢は大事ですが、必死になり過ぎてしまうと、男性が引いてしまうのも無理ありません。
自分のなかのハードルをかなり下げて、アプローチしているつもりでも、ガツガツしてていないか要注意。この場合もジンクス通りに、恋人はできないままとなってしまいそうです。
ジンクスに当てはまっても、彼氏ができる女性とは?
「ここで重要なのは、ふたりの営業マンの違いです。ひとりめの営業マンは、あなたが商品を自分から買うのを当然だと思っています。だから、余裕があるのです。
特に違う点があるとすれば、あなたが商品を買うところを明確にイメージし、ゴールから逆算して自分の態度を決めていることです。
つまり、どちらも『あなたが商品を買う』という結果が欲しいとは思っていますが、その結果に対する意識が違うのです」(今井さん)
アプローチは押すだけでなく、ときには引くという駆け引きも大事。そのためには、相手の気持ちを考える“心の余裕”が不可欠ですよね。
出会いに焦り過ぎず、彼氏を作るための自分作りも大切にしましょう。