一度子供の意見を受け止めてから次の行動に

男の子は素直な分、とてもよく喋りますよね。それに、自己主張が激しかったりします。そこで、折れて言うことを聞き入れてしまうと、エスカレートした要求に繋がってしまいます。

例えば、買い物先で何かをねだられた時に「欲しい!」と駄々こねている男の子がいたら、どうでしょう。「ダメよ」と言うのも手段の一つですが、男の子の育児では「そうだね。ほしいよね」と一回、要望をおうむ返しすることが有効的です。

「ママが自分の意見を聞き入れてくれた」と理解することで、駄々をこねて叫ぶことやねだることを控えます。そのタイミングで「この間も買ったから、今日は買わないよ」と簡潔に言いたいことをまとめます。

欲しがっても買わない理由と、「ねだったらママが買ってくれるかも」と言う期待に応えられないことが伝えられるので、男の子も納得しやすいです。

静かな状況で、理論的に説明してあげると状況を飲み込んでもらえやすくなります。そのためには、まず何を求めているのか。それに共感をするママの歩み寄りが大事になります。

男の子の育児を楽しんで!

男の子の育児を楽しむためには、「自分は子供の時こんなことをやっていた」という経験値は必要ありません。生まれ変わった気持ちを大切に、目の前の男の子の行動を真摯に受け止めてあげましょう。

「私はこう育ってきた」という思考より、「男の子はこう考えるんだ。面白い!」という思考が大事になりますよ。

年子兄弟を養育する1994年生まれ。一度の離婚を経験しシングルマザーに、そして子連れ再婚へ。数多くの恋愛経験から、恋愛コラムを主に多くのメディアでコラムニストとして活躍する。自身の体験をもとに執筆するコラムに定評があり、他者の心を動かす投げかけコラムを得意とする。そのほか介護の資格を所持しており、現代の介護事情にも詳しい。ブログ