3.他人の前では祝福して本人には言わない
「サークルの仲間が結婚が決まったことを報告してくれて、それをみんなに伝えたとき。
その子と同い年の女性が『すごい、良かったね』『どんな式になるのかな』とすごくはしゃいでいていい子だなと思ったのですが、あとで仲間にそのときのことを話したら
『この間会ったけど、私の結婚のことなんかひとこと『頑張ってね』で終わって、自分の彼氏自慢をされたよ』
と、ため息をつかれました。
みんなの前では祝福していたけど、本当は先を越されたのが悔しかったのかなと思うと、無理に喜ぶ姿なんか見せなくていいのに、としみじみ思いました」(33歳/公務員)
みんながいるときと本人の前で態度が違うのは、どうしても本人の前での振る舞いが重視されます。
“仲間の結婚を喜んでいる自分”を演出しても、いずれ本人からまったく違う態度を取られたと聞けば、印象は正反対になりますよね。
嫉妬や羨望は苦い感情なのでついごまかしがちですが、無理に抑えようとするとこんな失態が出ることもあり、一度は素直に「私も早く結婚したいな」と口にしてみるのが吉。
仲間の幸せを祝福することは、いずれ自分にもポジティブな好意を向けられる元になる、と思いましょう。
4.普段は仲がいいのにSNSで悪口を言う
「俺はSNSが好きでいろんなところにアカウントを持っているんだけど、ある日見つけたのがジムでよく会う女性のもの。
匿名だけど、写真に写っているものに見覚えがあって彼女だなとわかって、ひそかに好意を寄せていたのでテンションが上がりましたね。
ジムでの活動報告みたいな感じでいろいろと書いてあったのですが、ある日『またキモい男から声をかけられた』みたいな投稿があって、写真には俺も知っているジムの会員さんの足元が写っていて。
普段はその男性と仲良くしているように見えたからびっくりしたけど、こんなことをSNSで書くのかと思ったら何だか話すのが怖くなりました……」(26歳/介護)
誰の目に止まるかわからないSNSでは、たとえ匿名のアカウントであっても写真などで個人を特定できることがあり、投稿の内容には十分に注意したいですね。
リアルでは仲良くしているのにSNSでは正反対のことを書いていると、「自分もこう書かれるかも」と警戒されることでリアルでの接触もなくなる恐れがあります。
リアルでの態度が一貫していても、SNSでの投稿に違和感を覚えれば、どちらが本心かわからずに近づきにくくなりますよね。
バレたら困ることは書かない、が匿名でSNSを楽しむ鉄則であるといえます。
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普段はいい顔ばかり見えていても、ふとした瞬間に“本当はそうじゃない”本心が覗くことが、男性には違和感として受け取られます。
良い顔で印象を残したいけどネガティブな態度は尾を引きやすく、挽回の機会も少ないのが現実です。
素直に感情を伝える姿が好意を育てます。
おかしなギャップを感じさせて縁を逃さないよう、“演出”ばかりに気を使うのは控えたいですね。